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“全国の自治体イチの初任給”「27万50円」 大阪・和泉市の職員採用試験 応募者急増で倍率は約17倍
04/16 17:18 配信

全国の自治体で初任給が最も高いとしている大阪府和泉市は15日、来年度の職員採用試験について、採用予定47人に対し804人の応募があったと発表しました。倍率は約17倍に上ります。
和泉市は2023年、魅力的な人材を確保するため、2024年度からの大卒一般職の初任給を3万円以上引き上げ、全国の自治体で最高額となる22万2300円とする条例案を可決しました。
和泉市によりますと、条例可決後となる2024年度の試験応募者数は645人(2023年度は453人)と大幅に増えたということです。
今年度からは初任給がさらに上がり、地域手当込みで27万50円となり、応募者数も804人とさらに増加しました。
和泉市の人事課は「初任給全国一というのは一因だと思うが、それによって認知度もあがっている。和泉市を知って受けてもらえるのはありがたい」と話しました。
また応募者に対しては「ぜひがんばって、これからの和泉市を担ってもらえたら」とコメントしています。
最終更新:04/16 17:18