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「リンゴ病」大阪府で初の警報基準超え 定点あたりの患者数が1週間2.14人で過去最多 奈良でも24年ぶりの水準

06/12 15:02 配信

 大阪府は12日、伝染性紅斑いわゆる「リンゴ病」の1医療機関あたりの患者数が、1週間で2.14人と過去最多となり、1999年の観測開始以来、初めて国の警報基準を超えたと発表しました。

 伝染性紅斑は、ウイルスの飛沫感染や接触感染により引き起こされる感染症で、発熱などを引き起こし、その後発疹で頬が赤くなることから、「リンゴ病」と呼ばれています。

 「リンゴ病」は、春から秋にかけて流行する傾向があり、子どもだけでなく大人も感染し、特に妊娠している女性の場合、合併症のおそれがあるほか、胎児に感染し流産するおそれもあります。

 大阪府によりますと感染状況を示す「定点あたり(=1医療機関あたり)の患者数」が、2日から8日までの1週間で2.14人となり、現在の調査方法となった1999年以降最も多くなったということです。

 国の警報基準は定点あたり2人で、大阪府でこの基準を超えたのは初めてだということです。

 また12日、奈良県も2001年以来24年ぶりに定点あたりの患者数が「2」となったと発表しました。

 感染症情報センターなどは、手洗いやマスクの着用で感染を予防するとともに、リンゴ病を疑う症状が出た場合は医療機関に相談するよう呼びかけています。

最終更新:06/12 15:57

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