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大阪府で「リンゴ病」患者が過去最多に 警報基準に迫る勢い 女性が感染すれば流産のおそれも

05/29 18:17 配信

大阪府は29日、伝染性紅斑いわゆる「リンゴ病」の1週間あたりの患者数が過去最高になったと発表しました。警報基準に迫る勢いで増加しているとして、府が注意を呼びかけています。

伝染性紅斑は、ウイルスの飛沫感染や接触感染により引き起こされる感染症で、発熱など風邪に似た症状が出ます。その後、発疹で頬が赤くなることから「リンゴ病」と呼ばれています。

リンゴ病は、春から秋にかけてが流行のピークで、子どもに多く見られますが、大人が感染する可能性もあり、特に妊娠している女性が感染すると、重大な合併症を引き起こし、流産するおそれがあります。

大阪府によりますと、5月19日~25日の府内での定点あたりのリンゴ病の患者数は1・71人で、現行の調査方法となった1999年以降で最も多くなったということです。警報基準(定点あたり2人)にも迫っていて、大阪府は、手洗いやマスクの着用で感染を予防するとともに、リンゴ病を疑う症状が出た場合は医療機関に相談するよう呼びかけています。

最終更新:05/29 18:17

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