放送内容
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4月 高西淳夫
4月 坂本美雨
5月 田崎真也
5月 市川右近
6月 西村幸祐
6月 ワールドカップにまつわる話
6月 矢沢永吉
6月 坂本徹也
7月 吉村作治
8月 中村征夫
8月 三輪茂雄
9月 菜の花プロジェクト
9月 寺門和夫
9月 小林一紀
10月 近藤 篤
10月 篠 健司
11月 増井光子
11月 馬場直子
12月 CWニコル
12月 セヴァン・スズキ
12月 この1年を振り返って
1月 小黒一三
1月 幸田シャーミン
2月 下城民夫
2月 三國清三
3月 矢口高雄
3月 鈴木基芳
湯川信矢
3月 筑紫みずえ
5月16日 ワールドカップにまつわる話
手塚  サッカー、ワールドカップで盛り上がってる日本。
 日本代表も頑張っていますが、表舞台での盛り上がりの裏で、様々な問題も浮上しています。ゴミの事や、フーリンガンの事などをリスナーの皆さんから頂いたお便りをご紹介しながら、考えていきました。

 まずはゴミの問題から。
 手塚「サッカーで盛り上がっていてゴミがでてしまうのはしょうがないですが、サポーター一人一人が自分が持ってきたゴミは持ち帰るぐらいの感覚を、持っていたいなと思います。前回のフランス大会の時は、日本人のサポーターが自主的にゴミを拾ってメディアから“ベストサポーター賞を送ろう”と言われました。その気持ちを多くの国のサポーターに持ってもらえたらいいなと思っています」

 続いてフーリンガンの問題について。
 手塚「大会が始まる前からフーリガンについての報道が多く見受けられました。西村幸祐さんは“ワールドカップよりもフーリガンが大変だと思われている”と仰っていましたが、私達は先入観を持ちすぎていました。例えば、ワールドカップの開催地ではないところのお店の方が、お店を閉めてしまった、と言う話がありました。間違った受け止め方の例ですね。
 もちろんフーリガン対策というのは必要ではありますが、現状としては“フーリガン”という言葉が一人歩きをして、ブームになってしまったように思います。海外のサポーターが、自国が勝ったときにお酒を飲んで喜んでいる姿を“フーリガンだ”と言ってしまうの失礼だと思いますし、その気持ちを分かってあげるのも、開催国としての立場だと思います。
 いわゆるフーリガンと呼ばれる人たちはほとんど入国していないと思います。ですからヘンな意識をしないで、普通のサポーターとして接したらいいと思います」


 次は警備が過剰?というお便り。
 手塚「東京の六本木などでも、お巡りさんが沢山いて、不思議な光景なんです。私が気になるのは、サポーターの皆さんが会場周辺や町中で歌を歌ったりしていると、警備の人たちが“大声出さないで!”といっていることです。私はお祭りなんだからいいんじゃないかなと思っています。ちょっと水を差すような感じがしました。
 もちろんお店などを壊したり、けんかをしたりとかは“いかんぞ”と思います。でも始終注意しているのは、私もイヤな感じを受けました。
 私の友達が会場の周りで、こういう機会だからと外国の人と話し込んでいたら、警官から職務質問を受けたそうです。ちょっと神経質になっていないかなと思います。

 とは言うものの、深夜に住宅街などで大声を出したり、酔っぱらって人の迷惑になるようなことをしたら、それはいかんと思います。結局一人一人がモラルを持って盛り上がるべきでしょうね。せっかく楽しいお祭りなんですから」

 最後に手塚のワールドカップ感を。
 手塚「私はサッカーに関して、全くの素人なんですが、実際に始まってみて私もテレビに釘付けになっています。また私の周りの人にサッカー好きが多いので、熱く語ってくれます。ですのでにわかサッカーファンになっています。で、日本が活躍して日本中が一つになってるなとも感じています。それがとてもいいなと思っています。
 このワールドカップを通して、いろいろなことを感じたり、考えさせられたり、学んだりしたなと思います。 サッカーという一つの競技を通して世界が見えたような気がします」


西村幸祐さん、藤野良太さん、鈴木基芳さん 矢沢永吉さん

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