王将フードサービスの前の社長が射殺された事件から、きょうで５年となります。警察や遺族らが現場近くの駅で情報提供を呼びかけました。

現場となった京都市の本社前には警察幹部らが献花に訪れました。５年前のきょう、社長だった大東隆行さん（当時７２）が銃で撃たれ死亡しました。延べ１６万５０００人の捜査員が投入されましたが、容疑者の特定にはいたっていません。王将フードサービスの渡辺社長は「あっという間に過ぎた感があります。多くの皆さんに支えていただいているというのが実感できて、心から感謝の気持ちでいっぱいです」と話しました。現場近くの駅前では、遺族らが情報提供を呼びかけ「父の志を踏みにじった犯人は、一刻も早く捕まって、極刑に処せられるべきだ」とコメントしています。