放送内容
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4月 大山のぶ代
4月 中村征夫
5月 石垣島レポート
6月 西表島レポート
6月 本多俊之
6月〜
7月
Sophia
7月 舘内 端
7月 吉田戦車
7月〜
8月
Char
8月 近藤 篤
9月 森田正光
10月 お便り紹介
10月 アップリカ試験研究センター
10月〜
11月
Sugizo
11月 佐野元春
11月 久路流平
12月 片山右京
12月 坂本龍一
1月 お便り紹介
1月 筧 利夫
1月〜
2月
王様
2月 林あまり
2月〜
3月
舘内 端
3月 西村幸祐
3月 立川町風力発電レポート
4月8日 ゲスト:大山のぶ代さん

大山のぶ代1  大山のぶ代さんと言えば「ドラえもん」でもこの番組へは「水の研究家」としてご出演願いました。二人は今回が初対面、まずはその辺のお話から。大山「手塚治虫先生の作品で育った年代ですから、お会いしたいな〜と思って。ラジオなどを聞いて“あ〜こういうお嬢さんなんだ〜”とか思っていて、まさかお会いできるとは」手塚「 私はドラえもんで育った世代ですから、お会いできて感激です」

 手塚「そもそも水を研究するきっかけは?」大山「別に研究するつもりはなかったんですけど、私なんでも口にしないときがすまなくて、水ってどこにでもあるでしょ、だからお仕事で行った先でつい舐めてみたり、飲んでみたりするんです。で日本って横に長い国のせいか、いろんな味の水があるんです。それがとっても面白くて、二十歳ぐらいから“私は水をライフワークにするだろうな”思っていたんです。でね例えば鰻のさき方が変わるところがあるでしょ、日本の真ん中ぐらいに。そのあたりで水も硬水と軟水に分かれるんです。その水の違いがお出汁の取り方の違いに結びついているんです」手塚「大山さんってお料理の本もいっぱい出されているから、そう言うことに気が付くんですよね」大山「関西は昆布でとりますよね、私は東京ですからにぼしで出汁をとります、関ヶ原ぐらいから西は軟水ですから動物性よりも、植物性の方がいいお出汁が取れるんです」手塚「水と素材の相性があるんですね〜」大山「昔の人はよく知ってたんですね〜」手塚「私は料理を作らないからそう言うことは分からなかった」大山「どうして作らないの?おいしい物作って食べたいでしょう?」手塚「おいしい物を作って出して欲しい!」大山「あっはっは(笑)」


大山のぶ代2 手塚「おいしい水研究会のメンバーだったそうですね?」大山「これは厚生省が日本のお水がまずくなったんで、“どうやったら昔のようなおいしい水が飲めるだろうか”というのをやったときに、私も呼ばれたんです。日本各地からいっせいに水道水を取り寄せて、飲み比べたんです」手塚「それでおいしい水はどこのですか?」大山「青森県と、横浜の水だったんです。横浜と神戸の水は昔、航海をして赤道を越えても腐らなかったんですって、それぐらい良い水なんですね〜。で、よくよく考えたら、横浜も神戸もすぐ後ろが山ですから、濾過されて雑菌なんかもなかったんでしょうね。もちろん青森の水も同様ですね。水道水がなぜまずいかというと、雑菌をとるためにうまみ成分もとっちゃうんです。それでも横浜の水がおいしかったのは、元が良かったからでしょうね」

4月15日 ゲスト:大山のぶ代さん
大山のぶ代3   今週のオープニングタイトルは「ドラえもん」(?)にお願いしました。と言うわけで今週は「ドラえもん」の映画のお話から...
 手塚「3本立てなんですよね〜」大山「いつの頃からかそうなったんです」手塚「ドラえもんに出てくるキャラクターは、うらやましいぐらい仲がいいですよね〜。いじめたり、泣かされたり、嫌みいわれたりするけれど...」大山「今回の映画では、親と子の愛情や、正しい事は正しくて、悪い事はみんなで力を合わせて、やめさせなくちゃいけない、 ということが描かれています。それと環境問題も取り上げているんです。藤本先生の作品は、第1作目から“地球に生きているすべての生き物は、一つの船に乗っている仲間なんだ、お互いが助け合って、お互いの環境を破壊しないで、楽しく暮らせるというのが一番素敵なことなんだ、だから地球を汚してはいけない”というメッセージがあるんです」

大山のぶ代4 サッチモ(ルイ・アームストロング)の「What a Wonderful World」が大好きという大山さん。 大山「この曲は間がいいでしょう。何とも言えない間があるんですよね。それ以来、サッチモが好きになりました」

 手塚「大山さんの夢ってなんですか」大山「アトムとドラえもんって永遠ですよね。後、百年経っても地球上の子供達が喜んで見てくれるものだと思うんです。ところがドラえもんの声は、後、百年は出来ないんです。その時に、私と同じようにドラえもんを、もちろんのび太、ジャイアン、スネ夫を愛してくれる、2代目、3代目の俳優さんを、今の内から探しておきたい、教えておきたい、という事を考えています」


加藤登紀子さん 中村征夫さん

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