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斎藤兵庫県知事「指示はしていない」「自らの処分についても考えていきたい。給与のカットを含めて検討したい」 第三者委が「知事・副知事の指示で元総務部長が情報漏えいをした可能性が高い」としたことについて取材に応じる 元県民局長の私的情報漏えい問題

05/27 17:42 配信

 兵庫県の斎藤元彦知事らを告発した元県民局長のプライバシー情報が外部に漏えいした問題で、県の第三者委員会が27日、会見を開き「知事・副知事の指示で根回しの趣旨で元総務部長が情報漏えいをした可能性が高い」と説明しました。

 これを受け、斎藤兵庫県知事が午後4時半ごろ取材に応じ「県保有情報が漏えいしたことについて、お詫びを申し上げたい」とした上で、「漏えいに関しての指示はしていない、そういう認識」と話しました。

 この第三者委員会は元総務部長が、告発文書を作成した元県民局長の私的情報を県議会議員らに漏洩した疑いを調査するために設置されたものです。

 27日に開かれた第三者委の会見では、情報漏えいは「知事からの指示およびこれと同調する元副知事の指示により」「根回しの趣旨で行った可能性が高いと判断せざるを得ない」と結論づけています。

 これについて「県保有の情報が流出してしまったことに責任を感じています。県民のみなさんにおわび申し上げます」と謝罪しました。

 一方で、自身が漏えいを指示した可能性が高いとした第三者委の判断については「漏えいに関しての指示はしていない、そういう認識」と話しました。

 また、元県民局長に対して「元県民局長、遺族には県の保有情報の漏洩があったことはお詫び申し上げます」と話しました。

 責任については「組織の長として自らの処分についても考えていきたい。給与のカットを含めて検討したい」としました。

最終更新:05/27 17:42

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