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2013年9月

今日明日、デルシネ!

■日中はまだ30℃越えで今日もまた真夏日になりそうです。とはいえ中秋の名月も過ぎ、明日ははや彼岸の中日。美しい日本の四季の移ろいを体感できる素敵なときです。そんな折、ABCホールでは実に暑苦しいイベントの始まりです■

王立劇場vol.10 デルシネ エル・シュリケンvs.悪魔の発明 with ドナインシタイン博士のひみつ学会2013

つまり、関西の演劇界を支える二大鬼才がこの面白イベントに集合。大王こと後藤ひろひと、DOCこと川下大洋a.k.a.ドナインシタイン博士(ちょっとHIPHOPっぽい言葉を使ってみました。熟年ラッパーとして日本震撼のデビューを飾るべく艦長秘かにRAP勉強中)。

■今日13時のゲストは、大王の古巣、遊気舎の現座長・久保田浩。そして特別ゲストに桜 稲垣早希。

■今日18時、漫才コンビ矢野・兵動のボケ、おしゃべりの達人・兵動大樹。

■明日13時、笑いの求道者、吉本新喜劇の内場勝則座長。

■明日18時、女優にして大王の妻つまり王妃、楠見薫。

これらの人々はDOCと共に希代の才人奇人・後藤ひろひとの秘密を解明します。もちろん映画の中には吉本興業のスターが綺羅星のごとく出演。そして何度もご説明している通り、客席のあなたもその共演者となれるのです。心地よい初秋の休日の空気の中、ABCホールに急げ!

デルシネ、直前マル得情報!!

■ネット上に、僕がよく参考にさせていただいている、ある覆面劇評家さんのサイトがありまして。たぶんアレだろうとお察しの方も多いと思います。おそらく首都圏在住の方なのですが、その方の劇を観る目が実に優しい。演劇愛に満ちている。感想文には、劇の中身のみならず、上演時間、客席の入り具合、チラシ束の厚みまで記載されていて、読めばまるで実際に劇場に行ったかのよう■特筆すべきはその観劇数の多さで、大劇場から小劇場まで、現代演劇を中心として、ダンス、歌舞伎、オペラ、落語もまじえ、だいたい1か月平均40本ほど、多い月は50オーバーの観劇記がアップされています。つまり、ほぼ毎日、休日は原則昼夜ハシゴで時には3本、みたいな感じなんです■さらに驚くべきは、関西にも頻繁に足を運ばれていることで、例えば、今や関西を代表する劇団といえるヨーロッパ企画は、結成間もない2001年から恐らく全作品をご覧になっていますし(僕より1年早くてちょっと悔しい)、京都の民家の居間みたいなところで上演されている一人芝居の、数人の観客の中の1人だったりもする(その中には僕もいたみたいですが)■いったいどんな方なのか全く知らないのですが、その方の記録の中で、前から特に気になっていた物件があります■2000年8月、KAVC(神戸アートヴィレッジセンター)で開催された、劇団・遊気舎による『エル・ニンジャ対アマゾネス・キョンシー』というイベント。作・演出は、かつての遊気舎座長、大王こと後藤ひろひと氏。2000年といえば、後藤氏が川下大洋氏と演劇ユニット"Piper"を立ち上げて3年目です。私・艦長、このPiperの初仕事だった当社のある深夜TV番組(1997)の担当Pだったりするのですが、2000年当時は東京勤務だったこともあり、この催しは見逃しています。ちなみにこの深夜番組、実に奇抜で面白かったのですが、あとで会社の偉い人に少々叱られもしました。えへ■でですね、今からこの劇評サイトを元に、『エル・ニンジャ対アマゾネス・キョンシー』がどんな催しだったかを説明します・・・■①ある映画作品の上映会という設定。進行役の大王によると、どうやら完成フィルムが間抜けな理由でオシャカになってしまったらしい■②「ならば今から上映時間までに、急いで足りないシーンを撮り足そう!」「まさか!?」「エキストラならここにいるじゃない!」ってことで、観客がいくつかのグループに分けられ、建物の中の何か所かに集められ、それぞれが変てこな演技指導を受ける。そして訳の判らぬままその姿を撮影される■③撮影された素材は急いで編集に回され、その間観客は自由行動。館内の至る所に設けられたお楽しみコーナーで、遊気舎座員との様々な触れ合い(?)を楽しむ。さながら高校の文化祭のような雰囲気であたろうと思われます■④そしていよいよ完成した映画の上映会!映画の出来そのものは何をか云わんや、大王云うところの『ゴミ映画』だったはずですが、あちこちに、さっき撮影したばかりのエキストラシーンが!しかも写っているのは他ならぬその場の観客「なにー!?さっきの演技指導でつけられた動きってこういう意味だったの!」って、編集の魔術で意外な使われ方をしちゃってるという趣向。もうこれは盛り上がらないわけがない■ デルシネ.jpgいやー観たかったなーこれ!と、13年前に記されたこの文章を読んで涎を垂らしていたわけですが。なんと。この企画がグレードアップしてABCホールで観られるというじゃありませんか。長生きはするもんです■題して『デルシネ』、つまり出るシネマ。イベントの骨格は上に記したとおり。司会進行はもちろん後藤ひろひと。氏の監督による『エル・シュリケンvs悪魔の発明』という映画は相変わらずゴミみたいですが出演者は超豪華で、ナインティナインの岡村さんはじめ大師匠から若手人気者まで吉本の芸人さんがズラリ■そして、編集の間、お客様を楽しませてくれるのは、ご存知Piperの長老・川下大洋、もとい彼が扮するキャラクター、ドナインシタイン博士による、久しぶりの『ひみつ学会』関西演劇界一の屁理屈男・DOCによる今回の研究発表はずばり『後藤ひろひとのひみつ』。毎ステージ、博士の発表に加えてゲストの研究発表、さらに豪華なVTRゲストの発表もあります!

■うー!書いていても、ちょっと予備知識がいりそうな文章で恐縮ですが、なーにややこしいことは知らなくて結構。会場に来て下さりさえすればいいんです。類稀な才能とサービス精神で関西の演劇界を牽引し続けている大王が、盟友・ドナインシタイン博士と共に、あなたを奇妙な世界に連れて行ってくれます!

■あ、初日の昼の回には、映画のヒロイン、桜 稲垣早稀ちゃんも登場してくれます。

■でもって、現在ここから、当日精算予約受付中!!

王立劇場vol.10 デルシネ エル・シュリケンvs悪魔の発明 with ドナインシタイン博士のひみつ学会2013

9月22日(日)   13:00(ゲスト・桜 稲垣早希、久保田浩)  18:00(ゲスト・兵動大樹)

  23日(月・祝)  13:00(ゲスト・内場勝則)           18:00(ゲスト・楠見薫)

 

【演劇集団芝居小舎 折り込み情報】

先日の台風は皆様大丈夫でしたでしょうか?
交通機関も大きく乱れ、スマホからわんわんと警報が鳴り、TVも延々と気象警報が流れて、ざわついた午前中が嘘のような午後からの晴天・・・そして翌日からしっかり秋晴れ。
ABCホールも御陰さまで予定通りの公演が上演されました。
ご来場いただきました皆様ありがとうございます。

今週は今のところお天気は安定しているようです。
今週末は金曜日ー土曜日と演劇集団芝居小舎「隠人ーおにー」と、日曜日ー月曜日が「第10回王立劇場 デルシネ エル・シュリケン vs 悪魔の発明 with ドナインシタイン博士のひみつ学会2013〜後藤ひろひとのひみつ〜」という2本建てでABCホールはお送り致します。

演劇集団芝居小舎「隠人ーおにー」
折り込み情報が出ました。
9月19日(木)15:00より 1000部
1種類につき1名要員
※後ばさみはございません。

ご希望の方は指定日時に直接ABCホールロビーへお越し下さいませ。(乗組員N)

公演実施します!

昨晩からの大型台風で、朝から警報が鳴ってどうなることか・・・!と思っておりましたが、(皆様大丈夫でしょうか?)N-Trance Fish、予定通り千秋楽を上演致します。

ABCホール周辺晴れておりますが、まだ交通機関には乱れがでていますのでどうぞお気をつけてご来場くださいませ!

N-Trance Fish 16th Exhibition  Get  Lost   And
9月16日(月祝)15:00開演
開演の90分前よりホール入り口にて当日券の販売と、入場整理番号の発行を行います。(乗組員N)

本日初日!

■N-Trance Fishのみなさん、おととい小屋入りされ、第16回公演『Get Lost And』本日初日です■エヌトラの主宰であるダンサーにしてコレオグラファー(振付師)の尾沢奈津子さんは、関西の色々な劇団のダンスシーンの振付でしょっちゅうABCホールに来られているのでそんな気がしないのですが、ABCホールでは何と4年ぶり2回目の公演です。年1回ペースの本公演には毎回テーマが明確にあって、それにあった空間演出をされるため、適した劇場というのが変わるんですね。AI・HALLでしか出来ないこと、HEP HALLでしか作れない世界というものがある。キャパシティの違いだけじゃない、劇場というのはそれぞれが個性的です。そんな個性を使いこなすのも演出家の腕の見せ所■特にダンスというのは、演劇以上に舞台空間を大きくダイナミックに動きますから、ABCホールも、尾沢さんの振付で今夜からいつもと違う顔を見せてくれるはずです。『Get Lost And』・・・勝ち取って、失って、そして・・・。今回も関西演劇界から達者な役者陣をゲストに迎え、ドラマシーンやギャグもたっぷり■誰もが、自分の人生に当てはめて、いろんな想いを巡らせながら観ることができるパフォーマンスです。是非(艦長)

 N-Trance Fish 『Get Lost And』

n-tra2013.jpg9月13日(金)        19:00

   14日(土)  15:00

   15日(日) 14:00  18:00

   16日(祝)  15:00

※当日券は開演90分前から発売

※全席自由

※開演90分前から整理番号配布

【N-Trance Fish折り込み情報】

ようやく秋晴れのようになってきた気がします。
ABCホールはいよいよ今週N-Trance Fishさんが公演です。ダンサーと役者さん合計23名でのパフォーマンス、ご期待ください。

折り込み情報は下記となっております。

N-Trance Fish 【Get  Lost  And】
9月12日(木)18:00 800部

※1種類につき1名要員
※後ばさみはございませんので御時間までにABCホールロビーへお越し下さい。


よろしく願い致します。(乗組員N)


muro式7、初日

■muro式のみなさん、昨日小屋入りされ、本日初日です■ここ何年かは別の劇場で大阪公演もされているのですが何故かタイミングが合わず私これまで拝見したことがありません。楽しみです!TV、映画、舞台とジャンルを問わず大活躍中の俳優・ムロツヨシさんが、好きな役者、好きな脚本家とやりたいことをやる舞台。いいな。ショートストーリーのオムニバスで、毎回、『幾』、『算』、『x,y,z』、『+』・・・と数学方面から題名をつけておられますが、今回のタイトルは『∴―ユエニ―』。このポワンと抜けた感じもいいなあ。3人の俳優、3人の脚本家■それぞれが『∴』の記号の3つの点となって、ストンと腑に落ちる絶妙なおはなしを紡いでくれそうです■(艦長)

muro式.7 『 ユエニ  A=B B=C ∴A=C

9月6日(金)       19:00

   7日(土) 13:00  17:00

    8日(日) 13:00

※当日券は開演1時間前より発売 (日曜は若干枚)

muro式7.jpg

【muro式 折り込み情報】

気がつけば9月です。
2013年もあと4ヶ月。ざっと120日ほどで年越し?!
驚きです。
おかげさまで、これ以降の年内の稼働率はとても高いです。たくさんのイベントや公演がございますので是非共ABCホールへ足をお運びください。

9月1週目はムロツヨシ氏率いる「muro式」。


9月6日(金)〜8日(日) muro式「∴ ーユエニー」
折り込み情報が出ております。
9月5日(木)17:00 950部
※1種類につき1名要員
※後ばさみはありません

ご希望の方は上記日時にABCホールロビーへお越し下さい。(乗組員N)

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