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2009年5月

60年代・・・

■15兆円を越える補正予算が成立しました。ものすごい額です、15兆円。ある資料によると、アメリカが国家の威信をかけて遂行したアポロ計画の総予算を、今の貨幣価値で日本円に換算すると13~14兆円なんだとか。わ、月に行けるやん!■話は飛びますが、この間、奥田英朗さんの小説「オリンピックの身代金」を読み終えました。物語の舞台は1964年、夏から秋にかけての東京。世界の一等国に再び仲間入りするための試験ともいえた東京オリンピックの開幕直前、日本中がその成功に向けて必死になっていた時期の、ある犯罪計画にまつわるサスペンスです。2段組で500頁超という結構なボリュームの本で、通勤バッグにいれるのは大変だったので、読むのは就寝前のみ。というわけで読了までにものすごい日数がかかってしまったのですが、その分、60年代の気分に長く浸っていられて良かったかもしれません■オリンピックを契機に、日本が、東京の街が、やや乱暴に成長を遂げていく姿。その背後に置き去りにされていく地方・・・。そんな時代に思い出や興味がある方には実に面白い物語です■さて、また話は変わりますが、東西冷戦下の宇宙開発競争でアメリカがソビエトにかなり遅れをとっていた1961年、青年大統領J.F.ケネディが、『60年代の終わりまでに人間を月に送る』と宣言しました。当時まだアメリカは、月どころか、有人宇宙船で地球の周りを1周することすら成功させていない段階です。なのにそんなことを断言してしまうJ.F.Kのはったり精神がすごい!そしてわずか8年後、公約ギリギリの1969年7月に、本当に月旅行を実現させてしまうアメリカという国もすごい!(ケネディ自身はその快挙を見ることは出来なかったわけですが・・・)■その間、日本は東海道に高速道路を作り、新幹線を走らせ、東京オリンピックを成功させました。そして国を挙げての次の目標となった1970年の大阪万国博覧会で、アポロ11号が持ち帰った月の石を何時間も並んで見た僕たち・・・なんだか60年代の総決算といえるような風景です■関係ないですけど、いつの間にか「体育の日」は10月の第2月曜になってしまいましたが、やはりこればっかりは毎年10月10日、つまり東京オリンピック開会式の日であってほしいなあ...と密かに思っている中高年は案外多いのではないでしょうか。戦後日本の一番の晴れの日だったわけですから■もちろん、1960年代、インドシナでは悲惨な戦争が続き、世界中の若者は圧政に怒って立ち上がり、公害問題も深刻化していたのですが、それでも、少なくとも人類は進歩している、未来は今よりもっと良くなる、とみんなが信じていた時代だったと思います■さて。高速道路、新幹線と並んで東京オリンピックの時期の日本の運輸事業での特筆すべき快挙に、YS-11の完成があります。敗戦後GHQにより航空産業の解体を命じられた、つまり「キミタチ危ないからヒコーキは金輪際作るな!」と言いつけられた日本が、独立を回復してから初めて自力で開発した航空機。就航がまさにオリンピックイヤーの1964年!日本各地に聖火リレーのトーチを届け、大喝采を浴びたのが、何と出来たばかりのこの国産機だったんですね。その後YS-11は日本の国内線のみならず海外でも大活躍しました。しかし寄る年波には勝てず、日本の空からは数年前、最後の機体が惜しまれつつ引退したのです■で・・・。話は長くなりましたが、このYS-11を主人公にしたお芝居があるのです。その名も

「翼をくださいっ!さらばYS-11」

上演するのは前にこの欄でもご紹介した福岡の人気劇団・ギンギラ太陽's。役者全員がカブリモノをかぶり、乗物や建物を擬人化して演じることで知られる劇団です■ギンギラ太陽'sには、初代新幹線を主人公にした「BORN TO RUN さよなら初代0系新幹線」という作品もあって、これは昨年の0系引退に合わせて東京で上演され、大評判となりました。そして今年、ギンギラ太陽'sは代表作である「翼をくださいっ・・・」を引っさげ、初の全国ツアーを行うことになったのです。関西でもこの秋に初のお目見えとなります■役者たちが、YS-11やゼロ戦や空港に扮して繰り広げる「人間が登場しないヒューマン・ドラマ」!ギンギラ太陽's注目の関西初公演、その劇場は・・・ふふ。詳細は近日!(艦長)

                                                                                            PHOTO WORKS 藤本 彦

大きくても小さくても

ブログの管理がおかしくなっていたようで編集中の文章が公開されてしまったようです。不体裁になっていたことをお詫びします。ではあらためて・・・

売込隊ビーム公演「星が降り、夜が来て」無事終了しました。新型インフルエンザの国内感染発生以来、当ホールの入口には消毒液を設置、観客のみなさまには手の殺菌をお願いし、スタッフは自主的にマスクをするなどの対応をしてきました。当初はいったいどうなることやらと心配していましたが、大阪・兵庫では今日から大半の学校も授業が再開しましたし、それなりに落ち着きを取り戻しはじめているようです。

当ホールの目と鼻の先、中之島の特設会場で開催されていたビーチバレーの国際大会も終了しました。当初は中止の可能性もいわれていただけに、関係者のみなさんもほっとされているでしょう。「ほたるまち」(ABCのある文化・情報・生活エリア)の大丸ピーコックにも外国人選手と思しきひとたちが買い物に来ていましたよ。私は時間がなくて見にいけなかったのですが、ABCの南側の窓から豆粒より小さい選手たちの動く姿が見えました。(見にいったつもり...)

肌の露出が多いといえば(少し強引?)、大相撲夏場所も昨日が千秋楽。白鵬、朝青龍、日馬富士、稀勢の里のまれにみる混戦を制したのは、日馬富士(まだ安馬のほうがピンとくるなあ)でした。優勝決定戦で白鵬を破って悲願の初優勝、来場所は綱取りの場所になる可能性が。まだまだ書きたいことはありますが、あとは相撲専門のサイトにおまかせします。

国技や国際大会と当ホールを同じように論じるのもどうかと思いますが、大勢の方が何らかの催し物やイベントのため会館・ホールに来られるということは、少し大げさな言い方かもしれませんが一時的に観客のみなさんの生命をお預かりすることになります。今回の新型インフルエンザに関する報道をみていると、「マスコミは騒ぎすぎだ」「こんなに過剰反応しているのは日本だけだ」とおっしゃっている専門家(評論家)の方がいます。しかし一方では、成田で最初に発見された大阪の高校には「なんでそんなところに行ったんだ」という抗議・苦情が寄せられたとも聞きます。

現在、不特定多数の人が集まる会館やホールでは、入口には消毒液を設置しているところが多いと思います。これが過剰反応なのかはわかりませんが、もし何の対応もせずに結果として感染拡大を助長してしまった場合、必ずバッシングされるでしょう。といって、国際空港の検疫のようにサーモグラフィカメラを設置して発熱者がいないか確認して、1人ずつ問診表を書いてもらってから入場してもらうのがいいのでしょうか。

いったいどのような対応をするのがホールとして正解なのでしょう?いえ、そもそも正解などないのかもしれません。いろんなことを考えさせられたこの1週間でした。

(乗組員・F)

公演情報訂正!!

大変失礼いたしました。ABCホールイベント情報ページに記載されております、明日(22日)から本番の売込隊ビーム公演「星が降り、夜が来て」ですが、23日(土)の公演情報に間違いがありました。

 

23日(土)14:00開演・19:00開演   です!

 

 

大変失礼いたしました。お間違いないようにお越しくださいませ。ABCホール

対岸の...(語呂合わせ思いつかず)

ビーチバレー2.JPG■ビーチバレーの国際大会がABCの対岸で始まりました。新型インフルエンザの感染拡大で開催が危ぶまれていたのですが、決行に踏み切ったんですね■都会のど真ん中に大量の砂を運び込み立派な客席スタンドを組んで、という催しなので、もし中止になったら大変だな、と心配していたのですが、まずは良かったです。川を渡って歓声が聞こえてきます■もちろんいろいろな対策が講じられていて、選手・スタッフはマスク着用励行とのことですが、まさか試合中は、ね■とにかく大変です。早く沈静化することを祈るばかりです(艦長)

お知らせと・・・

■新型インフルエンザの感染拡大によりABCホールの公演スケジュールに変更があった場合は、速やかにこのページでもお知らせ致します。よろしくお願い致します。

 

 

■さて、昨日までのスクエアの公演はなんとか無事に、そして大好評で終えることが出来ました。スクエアは今週東京公演です。そしてちょうど入れ替わる形で、先週東京公演を終えた売込隊ビームが今週の金・土・日とABCホールで公演です■さっき、まだ東京におられる売込隊ビームのスタッフの方と電話でインフルエンザがらみのお話をしたのですが、東京と関西ではこの事態に関する温度差がまだかなりあるようです。なんだかなあ。こちらではマスクは売り切れ、電車もいつになくすいているのですが...。

■さてこの間、人間の知覚について本欄に書いていた時にめぐり合った、すごい画像があるのでご紹介しますね(作った人のHPに「自由に使っていいよ」、と書いてあったので貼り付けます)。 checkershadow_illusion4med.jpg

■これ、アメリカのEdward H.Adelsonという学者が十数年前に作った「Checkershadow illusion」という図形なんですが。どこがすごいか分かりますか?■実は・・・市松模様の板のところの、Aのマス目とBのマス目は、同じ色なんです。信じられます!?■錯視図形には昔からいろいろ有名なのがあって、私結構見慣れているのですが、こんなに驚いたものはありません■なぜこれほど違って見えるのか、考えてみてください。・・・どうやら、市松模様と円柱の影が、脳に何かイタズラをしているんじゃないか、ってことは想像できますよね■つまり、「市松模様だから当然Aは色が濃くBは薄い」という思い込みが生じる。そしてそれをBの周辺に描かれた円柱の影が強化する(「実際はもっと白っぽいのだ」という方向に誘導するというか)■あくまでこれは、脳の無意識の情報処理を擬人化して表現したわけで、第一私の勝手な推理なのですが、コトホドサヨウに人間の知覚というのは、常識や経験やそのほか様々な情報と結びついて作られているのです■本当に同じ色であることの確認法などについては元のページに載っているので興味のある方は探してみてください。でもたしかに、虚心坦懐に?ジーーーーーっと見てると、同じだなって・・・。それにしてもびっくり!(艦長)

 

やっぱり来ました・・・

時間の問題とは思っていましたが、新型インフルエンザの国内感染がついに発生しました。ヒトからヒトへの感染のようで、しかも発生したのが地元の神戸・大阪です。それにしても成田空港で水際で発見されたのも大阪の高校生、今回も現時点では高校生がほとんどというのもなにか不思議な気がします。

街中でも電車の中でも昨日からマスクをしている人が目立ちます。ABCホールでは、金曜日から本日までスクエアさんの公演中ですが、スタッフはマスクをつけて作業しています。あと、手洗いとうがいも大切ですね。

神戸では、学校や公共施設の休止が相次ぎ、「神戸まつり」も一部の催し物が中止されたとか。今後の感染の拡大状況次第ですが、今よりもっと悪い状況になると、集会・イベントの中止や延期も出てくるでしょう。ABCホールも決して他人事ではないのですが・・・。そうならないことを祈るばかりです。

(乗組員・F)

超難問?

■またウダ話です■電車に乗ってるとよく、クイズ形式の広告で私立中学の入試問題などが貼ってあったりするじゃないですか。その中でどうしても分からない「理科」の問題があったんです。ほぼこんな問題・・・

【問】見通しの良い広い平地で、南北にのびる直線道路と東西に伸びる直線道路が交差している。Aさんが乗った自動車が南北の道路を北へ、Bさんの乗った車が東西の道路を東へ向かって走っている。いまAさんがBさんの乗った車を見たらどのように見えるか?①~④の中から1つ選べ。

①北東の方向に走って見える ②東向きに走って見える ③南東の方向に走って見える ④南向きに走って見える

■わざわざ広告に使われるくらいだから、業界的に「良問」と認識されている問題なのだと思います。しかし僕にはどうしても正解が分かりませんでした。いや正直に云えば、実際自分の入試に出されたら、出題者の意図を推測し、③と答えて点数を稼いでおくとは思うのですが、良心に従えば正解は②だろう、と。東向きの道路を走っているのだから、東に決まってるやん、と■出題意図としては、北向きに走る車の窓の風景は見かけ上後方(南)に動いているように「見える」ので、東向きに走る車にその南への動きが加わって「南東」に動いているように見える、というわけですが・・・ホントですか?実際確かめましたか?■人間の目は、脳はそんな単純なものでしょうか?Aさん自身が感じている加速度、揺れ、北に向かっているという認識などを総合し、自分が走る道路と直角に交わる道路を走っているBさんの車を見れば、間違いなくそれは「東向き」に見えるはずです■この問題は本来、『移動する2つの点の相対的な位置関係の変化を、一方を固定させた座標系で考えてみれば?』という数学的?な問題であるはずです。そこにうっかりというか安易にというか、『どのように見えるか』という言葉を使ってしまった。そのおかげで、人間の『視覚』という極めて複雑なメカニズムの問題に否応なく足を踏み入れてしまっているのです■本来理科が教えなければいけないのは多分次のような事実です■知覚とは、光や音などの物理的刺激に対する単なる定量的な認知ではない。刺激をベースに、そこに身体感覚・経験などの要素が加味された複雑なプログラムを経て見事に情報処理がなされた結果である、と■表現を変えると、つまりこの問題って云わば「天動説」なんですよね。「動いている」という自覚を全く持てない地球表面に暮らす我々人間が、何の目印もない大空を見上げたときには、そりゃ天体の「見かけの動き」をそのまま信じてしまいます。人類が地動説を獲得するためには長い年月と多くの犠牲が必要でした■でも、単なる原っぱでしかも道路が通じてるんじゃ、なあ・・・。人間はもっと賢いって(艦長)

男も男前はスキですっ!

2009051413510000.jpg昨日は東京に行ってました。ミュージカル「アイーダ」の製作発表会見があったんですね。ワイドショーなどでその模様をご覧になった方もあるかと思います■舞台は古代エジプト。主人公である女奴隷・アイーダは逞しい戦士・ラダメスと恋に落ちています。しかし実は彼女は敵国・エチオピアの王女。祖国が戦いに敗れた際に囚われ、身分を隠して敵国の王女に仕えているのです■・・・つまり、古代国家の抗争の間で引き裂かれる愛を描いた悲しく美しい物語なのですが、なんやこれもエジプトやん!やはりブームなのかエジプト!?

■もちろんこの物語はオペラの名作であり、劇団四季のレパートリーでもあり、なのですが、今回梅田芸術劇場が制作し東京と大阪で上演される『The Musical AIDA』は、主役のアイーダを、つい先日宝塚を惜しまれつつ退団された元星組男役トップスター・安蘭けいさんが演じることで話題です。実はアイーダは安蘭さんの宝塚時代の当たり役で、本来男役の彼女が女性を演じ、しかも大好評を博したという伝説の舞台なのだそうです。全く不案内な世界なのですが、とても楽しみですね■昨日の会見には安蘭さんの他にキャストとしては、戦士ラダメス役の伊礼彼方さん、エジプト王女アムネリス役のANZAさんも出席されたのですが、伊礼さんのイケメンぶりに僕ちょっと感動してしまいました。あの男前はちょっと反則。こんな顔してたら僕の人生も全然違ってただろうなー・・・って感じです■安蘭さんに先日お話をうかがったのですが、宝塚では、女性役を演じていてラブシーンがあったとしても、相手の男性も実際は女性なわけで、これから「普通の女優」になったら、相手役が本物の男性であるだけでちょっと緊張するでしょうね、とのこと。なるほどねー。でも最初の恋人役としてはインパクト強いよなー、伊礼さん(小さくてわかりにくいですが、写真の中央が安蘭さん、その右が伊礼さんです)■さて、アイーダについてはおいおいご紹介していきますが、実は会見の前に個人的に困ったことが。最近スーツを着る機会があまりなくて昨日も久し振りに着たんですが、問題はスーツ用の靴。前回雨の日に履いてそのまま放置していたせいでしょうか、塩なのかな?白いシミがあちこちに黒い革に浮いていることに現場で気づいたんです!■どないしょ!? 靴クリーム.jpg  場所は新橋、新橋といえばガード下の靴磨きが有名ですが、あいにく見つからず、何か応急処置のできるグッズを、と探し回って3軒目のコンビニでやっと写真の靴クリーム389円也を発見。塗るだけで結構ピカピカになる優れモノでした■誰も僕の足元なんか見てないとは思うのですが、不思議と人間そういうことを気にしていると態度がオドオドしちゃうんですよねー。今夜はコネタですみません。安蘭アイーダの超かっこいいビジュアルは次回以降に!(艦長)

 

■さて、ABCホールではスクエア「泊、」の初回上演が始まっています。ゲネプロとかも拝見できていないのですが、事務所の音声モニターからは大爆笑の声がひっきりなしに聞こえてきます。楽しみー!明日明後日のスケジュールをおさらいしておきましょう

スクエア「泊、」  

入浴.jpg5月16日(土)  14:00  19:00

     17日(日)  14:00               

    ※各回当日券あり。開演1時間前からホールにて発売です!

 

いただきました

■昨日はお休みをいただきまして・・・■あ、のっけからナンですが、この敬語おかしいですかね?・・・大抵この言い回しってね、ある会社のAさんに仕事の電話をかけてきた人に対して、代わりに出た人が『申し訳ありません、Aは本日お休みをいただいておりまして・・・m(_ _)m』みたいな場合に登場しますよね。で、『別にその人から休みをもらっているわけではないのだからこの謙譲表現はオカシイ』、という理屈でよく批判されていると思うですが、僕は、《わざわざ電話をかけてきていただいた貴方は働いているのにAは生憎休んでいるのです、無駄な手間をとらせてしまい申し訳ありません》という、電話を受けた人の気持ちの表出としては理解できるし、自分でも使います。馬鹿丁寧な敬語は却って気持ちが伝わりにくくなって考えものですが、これは許容範囲な気がするんですよねー。今がシーズンの企業の新人研修などではどんな風に教えているのでしょうか?■でね、お休みをもらっちゃって、朝から小1時間歩いて、とある場所に預けていた(汗)自転車を受け取り、そのあと朝9時過ぎから夕方5時過ぎまで、そのチャリで京都をのんびり散策したのです。ま、気分転換っすね。名所見物するわけでもなくほんとブラブラして、鴨川をぼんやり眺めたり、友禅染めのアロハを買おうかと迷ってみたり(ン万円するので断念)、久し振りに京都文化博物館(わりと好きな空間)を覗いてみたり、商店街で豆乳ソフトなめたり、そんなんですが、まー焼けた焼けた!■うす曇りだったのですが、そうだった、雲はUVカットしてくれないんですよね。帰って確かめたら顔や腕が赤くはれて、体全体が火照ってしまって、めちゃ疲れました■紫外線というのは太陽が一番高く昇る夏至に最も強くなるわけですが、昨日(5/12)は今年の夏至(6/21)の40日前。ということはつまり、夏至の40日後、7/31頃とほぼ同じ紫外線量なわけです、多分。そう考えれば納得なんですが、ちょっと前まで桜が咲いてたりするからこの季節はうっかり油断するよなぁ・・・。トシなんでね、メラニンができちゃうと新陳代謝もままならず・・・うーん。でも楽しかった■京都散策は中途半端な時期がいいと思いますね、混み過ぎないし(艦長)

来週再来週そして・・・!

■ただ今東京の劇団、カムカムミニキーナ「アザラシ」絶賛公演中。

■来週は   スクエア「泊、」  入浴.jpg

    5/15(金)          19:00   

         5/16(土) 14:00 19:00  

         5/17(日) 14:00

 

 

 

 ■再来週は  売込隊ビーム「星が降り、夜が来て」    

urikomi_1_l.jpg         5/22(金)            19:30   

         5/23(土)  15:00  19:00   

         5/24(日)  13:00

 

 

どちらもThis is関西小劇場、みたいなとこですね。「中之島演劇祭2008」,そしてこの前の「春の文化祭」で奮闘していただいてて、本公演が楽しみ楽しみ。

■その次の週末は某超大物芸能人の秘密イベントと笑い飯のライブ(5/31)があって、

 

■さてその次、6月第1週はあーた、なんとOSK日本歌劇団さんの登場です!

image_1.jpgすごいね、ABCホール。笑い飯の次がOSK。多様性です、地球はこれが大事です。エコロジーの原点です■エコロジーって言葉、何だか省エネとかリサイクルのことみたいに使われてますが、もともとはこの地球上の多様な生命と自然環境の関係をいろんな観点から研究する学問、「生態学」のことです。以前何かの機会に大学でエコロジーを教えておられる先生に話を伺ったことがあるのですが、曰く、「一番大切なのは種の多様性である」、と■つまり...僕なりに解釈するとですね、この広大な宇宙に地球のような豊かな星が他にあるかどうかは分かりませんが、とりあえずこの星にかつて原初の生命が生まれ、それが数十億年の間に何百万種類もの多種多様な生物に進化し豊饒な世界を作り上げた。これは地球という惑星の、重力、大気、水、温度、その他奇跡のようなバランスで形成された自然条件の賜物である、と。今、無数の種の中のひとつに過ぎない人間がこの奇跡の星のバランスを壊し次々と種を絶滅に追い込んでいる。何より阻止すべきは人間の勝手な行いである、と。■何だかね、関係ないですけどね、石油が高騰したら『無意味なドライブが減っていい』と云ったり、高速道路を安くして『じゃんじゃんドライブして景気を刺激してね』と云ったりする人たちが政治やってる国があるじゃないですか。結局『環境』問題なんて多くの人(特に人の上に立つ人)にとっては、イメージ作りの道具だったり免罪符だったりで、本当に地球のこと、宇宙のこと考えてる人は無論いっぱいいるんだけど、実に無力なんだよなぁ...■で、OSKです。この3文字の元をただすと大阪松竹歌劇団。宝塚と並ぶ歴史と伝統あるレビューの女王です■僕が若い頃、朝日放送では年に一度、奈良のあやめ池遊園地で開催されるOSKの公演の中継録画があって、華やかなお嬢さんといっぱい会えるので若いADには人気の仕事でした。僕には何故か回ってきませんでしたが...。その後OSKは元の親会社の事情等でいろいろあって苦難の道をたどるのですが、どっこい、元気に生きてます。「踊りのOSK」は健在だそうです。そのたくましくも美しい姿を是非確かめに来てください!ABCホールはさながら豊饒な海であります■なんて、僕も初体験なんですが(艦長)

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