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2009年2月

これからの生活

■「はじめにきよしとあったまろ」、さきほど大盛況のうちに終了しました■「親子で楽しむ音楽会」という趣旨なので、ABCホールのホワイエの片隅に特設の授乳・おむつ替えブースを設けるなど、スタッフも普段とはちょっと違うところに気を使ったりして・・・■しかし子供って元気ですねぇ、終演後の寒空の下、ABCリバーデッキを半袖シャツで走り回っておりました。いやはや、君たちが将来の進路について真剣に悩む頃、日本はどんな国になってるんだろう・・・ばーてん.JPG頑張らないとね

 

 

ヘイ、タクシー - 01小.JPGさて、来週はいよいよ一人芝居の名手・イッセー尾形さんがABCホールに来演です。

イッセー尾形のこれからの生活2009 in大阪」...というわけで、もう30年もの間イッセーさんが続けてこられた、ありとあらゆる種類のちょっとおかしな老若男女の人物スケッチ一人芝居。これまでに一体何百の、いや何千の人生のひとこまを演じてこられたのでしょう。

■まだ観たことないという方、あなたは人生の大きな歓びをひとつ知らずにいる!あるいは20世紀終盤から21世紀初頭の日本に生きた人間として、大きな権利を放棄しているといっても過言ではありません!(少々過言か?)・・・

■しかも今回、5日間の公演中いつ飛び出すかはまだ分からないのですが、大阪公演だけの大きなサプライズが舞台の上で起きるようです。その準備のためにイッセーさんは前日極秘裏にABC入り、厳戒態勢の中で秘密の特訓に臨まれます(これもやや過言か?)■この秘密練習への潜入ルポについては後日!(間諜)

土・日は完売ですが、水・木・金はまだチケット入手可能とのこと。これは観ておくべきでしょう。

 

イッセー尾形のこれからの生活2009 in 大阪

    3/4(水)  19:00

    3/5(木)  19:00

    3/6(金)  19:00

    3/7(土)  14:00  sold out

    3/8(日)  14:00   sold out 

0805広島フラダンス - 69.JPG                                                    

◆開場は開演の1時間前

                          

◆料金:全席指定 5,000円

 

                  上のイラストはイッセー尾形さん・筆

笑い飯登場!

■笑い飯、ABCホールに登場です!

waraimeshi.jpgご存知、M‐1決勝がテレビのレギュラーというすごいコンビ(第2回の2002年から7年連続決勝進出)。しかしどうしても優勝に届かない■調べてみると、2002年から順に、3位2位5位2位4位5位4位という、とてつもない成績です。決勝に残るだけでも大変なことなんですから■中でもいちばん優勝に近かったのは2003年でしょうか?お笑いファンの間ではもはや"伝説"とも云える、「奈良県立歴史民俗博物館」のネタ(ちなみに正確にこの名の通りの博物館は実在しません)。ある検索サイトで「笑い飯」と入力すると、関連検索ワードの上位に「博物館」と出てきて思わずニヤリとしてしまいました。それほど衝撃的だったんですねー。興味のある方は是非M-1のDVDを買って確かめてください!あのネタが見れるだけでも2003年版は値打ちありです■さて、笑い飯を語るとき必ず出てくる言葉が「Wボケ」ですよね。笑い飯の漫才はこの言葉をもって変則・異端のように語られることが多いと思うのですが、実はとっても正統派なんじゃないの?と僕は思っています。つまり・・・■ボケ⇔つっこみの関係が固定している漫才って、特に若手コンビの場合、しばしばネタの前半である「芝居的設定」に入っていくことが多い・・・■「初デートがうまくいくか心配で」「ほないっぺんここでやってみよか」みたいなキッカケでね。最近はトータルテンボスの「忍びねぇな」「構わんよ」みたいに、この芝居への導入の仕方で個性を出し笑わせるコンビも多いですが、つまりそれほどこの形式が定番化していることの証左なわけで・・・■そしてその後繰り広げられるネタは、医者と患者とか、ピザ屋と客とか、オチに至る直前まで2人の役割・関係が一定なんですね。そうなるとこれは、漫才というよりむしろ漫才の形を借りたコントに近い■それに対して、笑い飯のWボケは、つまり哲夫と西田という人間の「どちらが面白いことが出来るか合戦」で、これはあくまで素の2人の"漫才"なんです■考えてみれば、やすしきよし、阪神巨人、カウスボタン・・・彼ら達人の漫才には、どちらがボケでどちらがつっこみかわからない、そんなん関係ない瞬間ってありますもんね■ツービートや紳助竜介のような圧倒的なボケの力が場を支配している漫才もそう。こちらは、ギャグに仕掛けられた批評性が同時につっこみ(大げさに言えば時代とか社会に対する)にもなっていて、相方はうなづくだけで成立する、みたいな■近年のお笑いブームのおかげで、一昔前までは業界用語だった「ボケ」や「つっこみ」なんて言葉を最近は巷の小学生までが口にしたりしますが、芸の世界はそんな単純じゃない、「漫才=ボケvs.つっこみ」なんていう図式は必ずしも絶対的なもんじゃないよって、プロの漫才さんに見せつけてほしいんですよねー。

■そんなわけで、笑い飯のライブ、楽しみです!(艦長)

折れた煙草は、吸えません

MONO「床下のほら吹き男」、昨夜当ホールの初回を観せていただいたのですが、面白かったですー!

どんな芝居だったかというと、床下にほら吹き男がいる、というお話です。題名にホラ・偽りなし!です。

■さて、人に嘘をついて金品などの利益を得る人。大した目的もなくただ嘘をつく人。どちらがいいと思いますか?・・・いやまあどちらも駄目なんでしょうが■でもほら最近、耐震偽装とか産地偽装とか偽装請負とかいっぱいあって、だもんで2007年の世相を清水の舞台で「偽」とデカデカ表わしたら、その張本人の日本漢字能力検定協会がこれまた大変なことになってるし・・・その他というかこちらがもっと重要ですが、政治・経済の世界でも限りなく嘘に近いような言説がまかり通っていて、それはすべて大なり小なり金銭的利益や権勢の増大や保身のため。天下国家のためとはとても思えない現代日本■そうなってくると、このお芝居に登場するような、「何の得にもならない嘘をポンポンつく人」ってなんか見てるだけでもスカッとするんですよね■つきっ放し。打ちっ放しみたいに気持ちがいい■あ、実は僕は入社3年目くらいに上司に初めてゴルフ練習場に連れて行かれてそのときの経験がトラウマになって、以後ゴルフは一切やったことがないので打ちっ放しの気持ちよさなんて知らないのですが。まあ他の「○○っ放し」は多少経験があるから、似たものかな?

5人のMONOメンバーと4人の個性的な客演女優陣、アンサンブルもばっちりです。

2/23(月)までですが、明日、土曜の19:30の回は少し余裕があるみたい。是非ご覧ください!

■表題は大昔のサブローシローさんのネタに出てきた中条きよしさんの「うそ」の替え歌の歌い出し。このあと「♪あなたのうそが 吸えません・・・」と、ずっと「吸えません」でつないでいって最後「♪熱いくちづけ吸えますよコレは」と落とすんですが...伝わらないよなあ・・・あ、明日は笑い飯について書かねば■(艦長)

やりますっ!・Ⅱ

 

horahuki_3.JPG

■本日MONOさん劇場入りです■「床下のほら吹き男」、東京で大評判だったそうです。明日木曜から月曜まで6ステ。当日券は開演1時間前からホール受付にて発売です。絶対観るべきだと思いますね。

■上演日時をおさらいしておきましょう!

                2月 19日(木)       19:30

                    20日(金)       19:30

                    21日(土) 15:00  19:30

                    22日(日) 15:00

                    23日(月)      18:00

 

■さてさて前回お伝えしかけていた話。何をやるかですが・・・「春の文化祭」をやるのです。

■ABCホールは昨年2008年の5月2日に、「中之島演劇祭2008」で杮落としをやりまして、早いもので今年の5月2日にオープン1周年の記念日を迎えます。こう書くとものすごく当たり前の話ですけどね、いろいろあったんですよホント■で、この1年、お世話になった出演団体の皆さん、これから出演される皆さん、その他いろいろご縁のあるアーティストさんたちに呼びかけて、ホールでなんか楽しいイベント大会をやりたいな、と■名づけて「中之島春の文化祭(仮題(まだ仮題かい!)

わ、楽しそう。

■文化祭って前の日がすごく楽しいんですよね。「永遠に今日が終わらなければいいのに...」って思うくらい■で、本当に終わらなくなったのが押井守監督の「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」ですね(長らくビデオ化もTV放映もされなかった賛否の分かれる問題作。僕は強く胸打たれましたが・・・)■あ、それで思い出した、押井守さんが脚本・演出を担当された舞台、「鉄人28号」拝見しました!鉄人、かっこよかったです。あれ、押井流のアレなのかな?ん?巨大ロボット・モビルスーツ系アニメのマニアなら深~い読み込みができるんでしょうね■それはええねん!

■日程は、5月2日(土)、3日(日)の二日間。スケジュール空けといてくださいね皆さん。春爛漫・・・はちょっと遅いか・・・五月のさわやかな風に吹かれて、ABCホールで開かれる楽しいお祭りに参加しましょう!

詳細は近日中に!

■更新を怠ってすみません。風邪をひいていたので・・・。薬を飲んだので、久々にお酒抜きましたけどね、当然(艦長)

やりますっ!

■「久馬は○○で物語が創れるのか?」限定2ステ、大好評のうちに終わりました。

ザ・プラン9のお~い!久馬、浅越ゴエ、ヤナギブソンの3人にゲストをまじえてのコント集でしたが、ゲストの人選が秀逸でしたね■メッセンジャーあいはら、土肥ポン太、ギャロップの2人、只今人気急上昇中の劇団・デス電所(次回公演は7/24-26@ABCホール)の女優である山村涼子&田嶋杏子、そして幻のピン芸人・テントさん!■いやーテントさん、面白かったです。一度見逃すと次いつ見られるか分からない舞台姿ですからね。しかも普段は、漫談にお馴染みの(お馴染みか?)「人間パチンコ」や「クモの決闘」などのネタを織り込む一人芸なのですが、芝居で他人とからむなんて近頃滅多にないんじゃないでしょうか?■それとギャロップの林さん(頭髪が豊かでない方)のぐにゃぐにゃした演技が僕的に新しい発見でした。いい役者やん■そして一番大爆笑をとっていたのは、凶暴な悪役に扮し拳銃を手にしたあいはらさんが、相手の名前を聞いた瞬間にキレて撃ち殺すシーン(その間髪のなさが最高)。何ていう名前かは想像してください(クイズなら簡単かな)■今回はなだぎさん抜きでしたが、ザ・プラン9の本公演も来る4/24-26にABCホールでありますので、お楽しみに!

■あ、タイトルに「やりますっ!」って書きましたが、何をやるかは明日書くことにします。もう遅いし。風邪気味なんで家に帰ってにゅうめんなぞ食べて・・・(艦長)

挟み込み情報

お芝居を見に行くと、アンケートのほかにたくさんのチラシを渡されることがありますよね?

近々行われる他の公演情報や、その舞台に出演されている役者さんの次の公演情報だったりします。人気のある公演やたくさん出演者がいらっしゃる公演などは、かなりの厚みになってたりします。

演劇界(特に小演劇界)には大切な「広報宣伝」の1つなのですが、もちろん地道に1枚ずつ「挟み込み」という作業を開演前にしているわけです。あまり他のチラシにご興味のない方も一度だけでもお目通しいただけると幸いです★

 

さて、ABCホールも公演団体さんによっては「挟み込み」作業が行われます。このブログを活用して挟み込み情報も今後アップしていこうと思いますのでまたチェックしてください。(乗組員)

 

2月19日(木)~23日(月)

MONO「床下のほら吹き男」挟み込み情報

 2月18日(水)14:00~ 1200部 ABCホールロビーにて

 チラシ1種類につき1名さまご来場ください。

 ※後挟みは受け付けておりません、ご了承ください。

 

 

ひとつだけの・・・

signboard.jpg ■一般公開の催しがある日は、 ABCの正面玄関脇の大階段を登ったところに、こういう目印のボードが出ています。今日はラッパ屋「ブラジル」の二日目です。

   

■本日は11:30、15:30の2回公演なのですが、 1回目を客席で拝見することができました。

よかった~!まさに大人のコメディですね■ラッパ屋さんは全国的にもワン・アンド・オンリーなテイストの大人による大人のための劇団として高い評価を得ていま す。

■ナンバーワンとは違って、オンリーワンなら誰でもなれるのか?決してそんなことはないと思います。ラッパ屋さんみたいな価値あるオンリーワンになるには、やはり例えば継続する力、たゆみない精進が必要なんだよな■ (あんなベテラン役者さん達がみんな自分よりかなり年下であることに愕然とした、艦長)

ブラジル

2009020713190000.jpg■冬の観劇日和・・・という写真を撮ろうと思って外に出たら、昼からは薄曇りでした、、、

 

 

 

 

ラッパ屋第34回公演「ブラジル」、初日です。  

brazil.jpg       本日土曜日・・・17:00

       明日日曜日・・・11:30、15:30  (いずれも開演時間)

という3ステージ■今回ホールの事情でちょっと変則的なスケジュールになっています。当日券はいずれの回も発売されますが、日曜11:30が余裕があるようです■昼前に開演ってあまり見ない時間割ですが、なかなかいいと思いますよ。日曜のマチネ(昼公演)というと大体13時か14時からですが、行き帰りの時間を考えると、特に日の短い冬場なんか結局1日つぶれちゃいますからね。ちょっと早起きして朝食食べて洗濯物干して昼前からお芝居見て終演後に遅めのランチして梅田で買い物して帰る・・・なんて素敵な休日の過ごし方だわ・・・って思いません?

 

■血液型の話題が嫌いです。「○○さんは何型?」とか「典型的な×型だよね」・・・みたいな会話が大嫌い■よくいわれることですが、血液のタイプの分け方には何十何百という方式があり、ABO式が有名なのは、重大な抗原抗体反応と結びついているので輸血のとき必要な情報であるからにすぎません■なのになんだろうか・・・何年かに一度必ずブームが来ますよね。去年のベストセラーの上位にも血液型別の本がランクインしていて、これまたキレイに日本人の割合の多い順の売れ行きで・・・■あのね、混同しちゃいけないと思うのは、「占い」は別にいいと思うんですよ。朝のワイドショーとかでやってる、星座や血液型によるその日の運勢みたいなやつ。見る方も軽いノリで「よっしゃ!」とか「えーっ?」とか思って、まああれは均せば平等に吉凶が巡ってるはずですから■罪深いのは「×型の性格、行動パターンはこう」と決めつける性格診断的なヤツ。これは一生モノですから。何の根拠もないし統計的にも幾度も否定されているのに。「人のことを勝手に決めないでほしい!」と強く思います■だいたい人間の性格なんて、行動に現れる部分と普段内面に抑制していてたまに表出する部分と、とても両面的なものですよね。気が強い⇔弱い、協調性がある⇔ない、几帳面⇔大雑把・・・誰の心にも同居してるんじゃないですか?どっちを云われても当たってるわけで■最近ショックだったのは、若い頃からたくさん評論や小説を読んできて、自分がかなり信奉してきた作家の方のある週刊誌の連載エッセーを読んでいたら、その方が血液型による性格分類を強く信じておられることを知ったときです(超メジャー雑誌なので心当たりのある方も多いと思います)。とても意外な思いで、悲しくなりました■少し後、嵐山光三郎さんが週刊朝日の連載エッセーで反対に、血液型がどうのこうのという風潮を完膚なきまでに叩きのめしておられて、これはサスガ~!!な文章の芸で、実に痛快でした■幸い、現在僕の周りにはすぐ人の血液型を聞いたりする人はいないので助かってますが(無意識に避けてるのかな?)、世の中にはとても大事なことを決める時に血液型を参考にする人がいるそうですから事態は深刻です。例えば、選手の起用を決める団体競技の監督とか、あくまでどこかで読んだ噂ですが企業の採用担当者とか・・・わわわ。それはないよ。合コンじゃないんだから■・・・合コンなど二十数年行っておりません念のため(艦長)

キレイ!

鉛筆.JPG ■小学校時代憧れだった高級エンピツを、手動のシャープナーで削る。これ、結構落ち着く、とってもアナログな時間です。

最近とうとう家のテレビをデジタル化しました。年が明けてから新聞に「完全デジタル化に黄信号、まだ普及率50%で伸び悩み」・・・みたいな記事が出ていたので、これは自分の勤め先のことを考えるとそろそろマズいかと思って、次の休みの日にテレビとレコーダーを買い換えました。会社ではだいぶ遅い方だと思います■何となくきっかけを逃し続けていたのです。ワールドカップとか、オリンピックとか、間違ってもそういうイベントの直前に買い換えるのだけは軽薄な感じがしてイヤでした。全然興味ないし。7年ほど前に買った当時最新型のブラウン管テレビもどこも不具合はなかったし■どうやら不況のせいでテレビの買い控えが増えてるんですね。クルマの売れ行きも2、3割減という惨状だし、デジタル化のスピードが鈍るのは仕方ないか。とはいえ国の方針なので予定は完遂されるのだと思いますが・・・

■「なんでそんな後ろ向きなん?」と最近思ったこと■どこかの演劇関係のブログで、「デジタルの時代が来たら、われわれの舞台芸術はますます危機に陥る。何故ならアナログの最たるものだから」・・・なんていう記述を見つけました。ちょっと呆然としました■全然関係ないやん!ま、遠い未来にですよ、「完全3D仮想現実演劇」みたいな技術が開発されて、観客が劇空間と一体化してコンピューターで作られたヴァーチャル俳優の演技を体感する・・・みたいになれば話は別ですが。いやそれとてやはり脚本、演技、視覚・音響効果、すべてにおいて人間のクリエイティビティがなければ作りえないわけで。おそらく人間のアナログな芸術的才能が不要になる時代は来ないはずです■なんだか話が大袈裟になってますが、新しいテレビで僕が感じたのは、ハイビジョンで収録された舞台中継の映像の美しさ、リアルさです。素朴に、「わ、客席にいるのとかなり近い!」と思うぐらい。BSでは結構演劇の番組も放映されるので、楽しみです■反面、今まで録りためた百本以上の芝居のVHSテープやDVDの映像がすごくみすぼらしく見えるのは悲しい現実。中には、ベータマックス→VHS→DVDとダビングを繰り返してきた、若かりし日の超お気に入り舞台の記録もあるのですが・・・■ま、それは仕方ないいとして、逆に云うとこういう媒体の進歩というのは、考えようによっては実演家にとってはチャンスだと思うんですけどね■今までとは比較にならない臨場感で、舞台の魅力がリアルにお茶の間に伝わるし、その結果「生ならもっと面白いかも」と劇場への敷居が低くなるのではないでしょうか。さらに、僕みたいに「古い映像はやっぱりシンドイ・・・」となって、最新の記録媒体による新たな映像ソフトの市場が掘り起こされたりもするでしょうし・・・■前向きにならないとホントにやばいよ■

なんとなくBS放送を選んでいる時間が増えたような気がします■昨夜も、帰宅してNHKのBShiを何気なくつけていました・・・ABCでやってたザ・プラン9とチョップリンとヨーロッパ企画のコント番組は録画予約してたので・・・■放映されていたのは「ファーブル昆虫記」で、何とかいう名前の甲虫(フンコロガシの一種?)が土にまみれたネズミの死骸を食べるシーンが延々続いていました。でも不思議にグロテスクさを全く感じず、そのクロースアップのあまりの細やかさ、美しさに見とれてしまったのです。フンコロガシなのに・・・(艦長)

もう2月やんかいさ

                  ■brazil.jpgラッパ屋「ブラジル」、まもなくです

■東京の老舗名劇場、新宿・紀伊國屋ホールでの公演は各界から絶賛の嵐だったようです。楽しみです。

悲喜こもごもな人生の機微、役者が輝く素敵な台詞、絶妙なアンサンブル、愛ある大人のコメディ・・・そんな感じみたいです、信頼筋からの情報によると・・・。大人のあなた、これは見逃せません!

■今週の土日、

      2月 7日(土)  17:00

          8日(日)  11:30  15:30

            というちょっと変則な3ステです。

 

■私事ですが、大学生の時、2月の節分の折には京都の某有名神社で鬼のアルバイトをしていました。といっても、ここの鬼は、人々に幸せをもたらす「蓬莱の福鬼」という設定。豆を投げられて逃げるのではなく、立派な装束をつけ、堂々と境内を行列して子供の頭を撫でたりなんぞする、おとぎ話の中の悪役の鬼とは全く違ったイメージのものでした(京都通ならハタと思い当たられる方もあるかも、ですね)■ところがですね、この行事は諸般の事情で3年前、2006年の節分を最後に終了してしまったのです。で、それはまあ残念だけれど仕方ないのですが、えーと、僕がちょっと気になっているのはですね・・・■僕が通勤で乗っている私鉄電車の一部の車両で最近、沿線の催しのガイドみたいな映像が流れるのですが、その中に、ひょっとしてアノ行事じゃないのかなぁ?と思える、見覚えのあるシーンが出てくるのです。間違っていたらごめんなさい。でもあの種の映像って、編集する側も「恒例行事だし」という先入観があるから、ちょっと前に撮影したヤツをつないでるんじゃないか?と他人事ながら心配になって・・・■あの鬼はもうやってこないもんなぁ・・・(艦長)

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