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地震年表

365日のうち、260日あまりが「地震の記念日」です。

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4月1日

1227年4月1日(嘉禄3年3月7日)
地裂け、所々の門扉・築垣が転倒した。
1848年4月1日(嘉永1年2月28日)
横山(現長野県城山)で瓦の家が落ちた家があり、羽尾村(現戸倉町)で潰家16という。
1968年4月1日(昭和43年)1968年日向灘地震
高知・愛媛で被害多く、傷57、住家全壊2、半壊38、道路損壊59など。津波があった。
1995年4月1日(平成7年)
豊浦町・水原町・笹神村などで傷82、住家全壊55、半壊181、一部破損1376。

4月2日

1896年4月2日(明治29年)
蛸島村で土蔵倒潰2、家屋破壊15。禄剛崎燈台破損。

4月3日

1898年4月3日(明治31年)
見島西部で強く、神社仏閣の損傷・倒潰、石垣の崩壊があった。

4月4日

1520年4月4日(永正17年3月7日)
熊野・那智の寺院破壊。津波があり、民家流失。京都で禁中の築地所々破損。暴風雨によるか?

4月6日

1967年4月6日(昭和42年)
神津島で傷3、式根島で住家全壊7、半壊9。

4月7日

2011年4月7日(平成23年)
東北地方太平洋沖地震の震源域内の地震だが、太平洋プレートの逆断層型スラブ内地震(深さ66km)。死4、傷296、住家全壊36以上、半壊27以上(消防庁・宮城県による;2023年3月現在)。最大震度6強(宮城県仙台市・栗原市)、6弱が宮城県15市町村、岩手県6市町。

4月9日

1858年4月9日(安政5年2月26日)安政の飛越地震
飛騨北部・越中で被害が大きく、飛騨で潰家323、死209。山崩れも多く、常願寺川の上流が堰き止められ、後に決壊して流出および潰家1600余、溺死140の被害を出した。跡津川断層の運動(右横ずれ)によると考えられる。
1858年4月9日(安政5年2月26日)
地割れを生じ、家屋が大破した。
2018年4月9日(平成30年)
左横ずれ断層型地殻内地震(深さ12km)。死0。傷9.住家全壊16、半壊58(2019年8月現在)。最大震度5強(島根県大田市)。

4月11日

2011年4月11日(平成23年)
東北地方太平洋沖地震の周辺誘発地震で正断層型地殻内地震(深さ6km)。井戸沢断層の近傍で地表地震断層が現れた。死4、傷10(2023年3月現在)。最大震度は6弱(福島県3市町村、茨城県1市)。

4月13日

1677年4月13日(延宝5年3月12日)延宝の三陸沖地震
八戸・盛岡在に家具破損などの震害があった。三陸一帯に津波があった。宮古代官所管内で流失家屋35。余震が多かった。1968年十勝沖地震と似ている。
2013年4月13日(平成25年)
逆断層型地殻内地震(深さ15km)。1995年兵庫県南部地震の震源域に隣接していた。傷35、住家全壊8、半壊101、最大震度6弱(兵庫県淡路市)。

4月14日

2016年4月14日(平成28年)『熊本地震』
右横ずれ断層型地殻内地震(深さ11~12km)。布田川および日奈久断層帯で発生。長さ30km以上の領域で地表地震断層が現れた。死50(ほかに関連死223)、傷2809、住家全壊8667、半壊34719。最大震度7(熊本県益城町(2回)・西原村)。

4月15日

1674年4月15日(延宝2年3月10日)
城内・諸士屋敷・町屋に破損が多かった。
1700年4月15日(元禄13年2月26日)
24日より地震、26日のこの地震で壱岐の村里の石垣・墓所悉く崩れ、家屋大半崩れる。対馬で石垣が崩れるなどの被害。佐賀・平戸・朝鮮半島南半分などで有感。

4月16日

1656年4月16日(明暦2年3月22日)
八戸城の御家蔵など戸障子破損、御土蔵の壁以下振落ちる。
2016年4月16日(平成28年)『熊本地震』
右横ずれ断層型地殻内地震(深さ11~12km)。布田川および日奈久断層帯で発生。長さ30km以上の領域で地表地震断層が現れた。死50(ほかに関連死223)、傷2809、住家全壊8667、半壊34719。最大震度7(熊本県益城町(2回)・西原村)。

4月17日

1027年4月17日(万寿4年3月2日)
舎屋は転倒に至らなかった。築垣は頽壊した。「総覧」に不記載。
1793年4月17日(寛政5年3月7日)
笠間の牧野家御殿の壁が所々落ちる。津軽から甲府・高田まで有感。前の地震の余震の一つか。
1842年4月17日(天保13年3月7日)
宮古島などで5日頃から地震、7日の地震で石墻が多く崩れた。14日まで数十回の地震があった。

4月20日

1965年4月20日(昭和40年)
死2、傷4、住家一部破損9。清水平野北部で被害が大きかった。

4月21日

1659年4月21日(万治2年2月30日)
猪苗代城の石垣2ヶ所崩れる。南会津の田嶋町で人家297軒(一説では197軒)など倒れ、死8。塩原温泉元湯はほとんど土砂に埋まり、死11。
1755年4月21日(宝暦5年3月10日)
東照宮の石矢来・石垣などに被害。江戸・八王子・棚倉・弥彦で有感。
1812年4月21日(文化9年3月10日)
高知で土蔵壁落ち、瓦落下、塀の損傷があった。中村の方が強かったともいう。
1975年4月21日(昭和50年)
傷22、住家全壊58、半壊93、道路被害182など。

4月22日

1841年4月22日(天保12年3月2日)
駿府城の石垣崩れ、久能山東照宮の堂・門など破損。江尻・清水辺りで家や蔵の壁が落ち、地裂け、水吹き出す。三保の松原の砂地が3千坪ほど沈下した。

4月23日

1858年4月23日(安政5年3月10日)
大町組で家・蔵が潰れ、山崩れがあった。この地震が引金で、2月26日の地震で堰止められたところが崩れたと考えられる。
1898年4月23日(明治31年)
岩手・宮城・福島・青森の各県で小被害。花巻で土蔵全潰1。小津波があった。
1962年4月23日(昭和37年)
十勝川流域・釧路方面に被害が多かった。建物半倒壊2、その他の小被害があった。

4月24日

1650年4月24日(慶安3年3月24日)
江戸・日光で揺れ強く、日光東照宮で石垣など破損。
1771年4月24日(明和8年3月10日)明和の八重山津波
震害はなかったようである。津波による被害が大きく、石垣島が特にひどかった。全体で家屋流失2千余、溺死約1万2千。

4月25日

1843年4月25日(天保14年3月26日)天保の根室釧路沖地震
厚岸国泰寺で被害があった。津波があり、全体で死46。家屋破壊76。八戸にも津波。松前・津軽で強く感じ、江戸でも有感。

4月26日

1922年4月26日(大正11年)浦賀水道地震
東京湾沿岸に被害があり、東京・横浜で死各1。家屋・土蔵などに被害があった。

4月28日

1714年4月28日(正徳4年3月15日)
現在のJR大糸線沿いの谷に被害、特に大町組(大町以北の北安曇郡)で死56、全潰194、半潰141。善光寺でも被害があった。

4月30日

1736年4月30日(享保21年3月20日)
仙台で城の石塁や澱橋など破損。余目・江戸で有感。
1962年4月30日(昭和37年)宮城県北部地震
瀬峰付近を中心とする径40kmの範囲に被害が集中した。死3、家屋全壊340、半壊1114。橋梁・道路・鉄道の被害が多かった。