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2009年1月11日

人間、日本、テレビ

■百年に一度の2009011116030000.jpg危機に瀕するわが国そして世界の経済を救わんがため、私、急遽業務の合間を縫って戎神社に参り、ン千円で残り福を授かってまいりました~!

■さて、全然関係ない話■昨今日本の政治を取り仕切っている偉い人が若干「漢字」に弱いことがよく話題に上りますが・・・昨夜読んでいた娯楽小説の登場人物が、「人間到る処に青山有り」を「にんげんいたるところにあおやまあり」と読み、主人公が心の中でツッコミを入れる場面があるのです■「青山」がセイザンであることは僕も分かったのですが、作中に「おいおい2箇所も間違ってるよ」的な表現があったので、<ん?てことはひょっとすると、人間はジンカンって読むのが正しいのか・・・?>と思いつつ眠りについたのです。・・・で今日調べてみると、うーん微妙■「広辞苑」ではとりあえず、項目としては「にんげんいたるところに・・・」で出ています。で補足的に「"じんかん"とも読む」と記されています。で、例によってネットとかいろいろ当たってみると・・・

■「人間」という言葉自体は元々、字の表すとおり「人の世」のような意味で、主に仏教用語です。日本でこの言葉が単に「人」を表すようになったのは江戸時代以降だということです。また発音に関しては、ニンゲンは古く伝わった呉音、ジンカンは遣唐使以降に伝わった比較的新しい漢音なので、つまり、本来の意味で使う場合はむしろニンゲンと発音するのが本筋ということになります■しかし奇妙なことに今の日本では、ニンゲンが「人」、まれにジンカンと読む場合に「世の中」を表すことになってしまっています。逆転現象とも云えるわけで、うーんややこしい。この辺の事情、知りませんでした。

■もうひとつ、日常的でしかも重要な言葉なのに曖昧だなあ・・・と思うのは「日本」という言葉です。これ、読み方、ニッポンですか?ニホンですか?まあよく議論される話だし、ネット上にも多数の解説があるので今さらな話題ではありますけど■これに関してちょっと前に僕が面白かったのは、関西演劇界の屁理屈男・ドナインシタイン博士(俳優・川下大洋氏が演じるキャラクター)の「ひみつ学会」というイベントで、たしかこの話が出て来て、日という字は、ヒ、ニチ、ジツ、カ、などいろんな読み方があるけど、「」なんていう読み方はどこにもないゾっていう話。考えてみれば確かに博士の云うとおりです。ニッポンのほうは日本(ニチホン)の促音便としてまあ筋は通るのですが■しかしまあ、わが国は自分の国の名前の呼び方が確定していないという不思議な国であります。外国の人、不思議に思うんじゃないのかなあ。実際、法律等ではどちらとも規定していないそうです。まあそんなゆるさ、嫌いではありませんけれどね。

■ついでに、すごくよく使うのにいい加減な言葉をもうひとつ■「テレビ」ですね。やや減少傾向とはいえ、平均的日本人は1日3、4時間、この箱を眺めています。それほど身近な道具■ご存知のように正しくは「Tele-Vision Set」で、Teleが「遠く」、Visionは「見ること」ですから、つまり、「遠くを見る機械」なわけです。これなら分かります。なのにこの機械が普及し出した頃でしょうか、乱暴にも前半分だけ残して「テレビ」ってしちゃった。同じような言葉で、「テレフォン」はテレホとか略さずに「電話」、同じく「テレグラム」は「電報」、「テレスコープ」は「望遠鏡」、というふうに、ちゃんとした日本語を発明して使っているのにですよ!テレビジョンの方はそういう独自の日本語を作るという努力をしないでテキトーに半分で切ってヨシとしちゃった。変ですよねー■まあ「Sewing-Machine」の、肝心のSew(縫う)を省き、Machineだけ残して「ミシン」と呼ぶほどではないですが・・・単に「機械」やん!(艦長)

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