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2012年12月11日

雑賀さんのこと

■前項で紀州・雑賀衆のことを書いたら、「そういえば昔、雑賀ヨウヘイという漫画家が好きだったな」と思い出しました。僕が中高時代愛読していた漫画専門誌「COM」でデビューしたナンセンス漫画家。独特のユルイ描線が魅力で、週刊朝日のかつての人気企画「デキゴトロジー」の挿絵を描いていた方と云えば思い出してもらえるのではないでしょうか?たしか関西ご出身で、ひょっとしたら雑賀衆の末裔?と思い、今ネットを調べてみたら、雑賀陽平さんは神戸のお生まれで本名は石井利信。そして何と...2005年のJR福知山線の事故で亡くなっておられます(享年55)。当時画廊に勤務されていて、その通勤途中のことだったとか。漫画家としては活動を休止されており、名前が違うこともあって、漫画家・雑賀陽平の死は余り話題にならなかったような気がします。画風はあくまでソフトだけれど、時代を撃ち抜く4コマを得意とされていました。つまり、雑賀陽平は、鉄砲術を得意としていた忍びの集団、雑賀傭兵なんだろうか?■気のせいかもしれませんが、急に空気が冷え込むこの季節には毎年訃報が多いような気がします。今朝は、思いがけず7年前の不幸な死にも思いを致してしまいました。生きてる、って大事なことです。ありがたいことです。本当に(艦長)

『SAMURAI挽歌Ⅱ』

■かつて紀州に雑賀衆と呼ばれる人々がいました。応仁の乱の頃歴史上に姿を現し、戦国時代、鉄砲の技術を駆使して地上最強の傭兵軍団として恐れられました。秀吉の手によって滅ぼされ、以後歴史の表舞台から姿を消しました■この忍びの集団が、徳川の時代ずっと密かに命脈を保っていたら?そして江戸末期、維新に至る動乱の中の、ある大きな事件に関わっていたら・・・?そんな「IF」を元に創られたアクションミュージカル時代劇。それが、間もなく開演する、水木英昭プロデュース『SAMURAI挽歌Ⅱ』です。ABCホール初お目見えなんですが、当日券は若干枚、特に夜はほんのわずかだそうです。急げ!

水木英昭プロデュース『SAMURAI挽歌Ⅱ』

SAMURAI挽歌II_omote1010.jpg12月11日 (火)  14:00   19:00

※当日券(若干枚)は開演1時間前から発売

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