スタッフブログ
Back Number
2013年2月27日

くー

■いやー、痛いぞ、頚椎のヘルニア。鎮痛薬の効き目が切れて真夜中とか明け方に目覚め、溜まったビデオを観てやりすごす、という不健康な生活が定着してしまいました。どんなに朝が近くても、気を紛らすため安いワインのお供は欠かせません。ツマミには、ありあわせのパンで冷たいバターをくるみ、手で押しつぶした固まり。この自虐的C級フードが心に沁みる旨さです■さっき、会社のデスクにマグネットでくっつけている状差しが溢れかえったので整理していたら、三宅裕司さんから昨年いただいた年賀状が出てきまして。あ、もちろん個人的にいただいたというより、事務所の方から関係者宛に一斉に出されているのであろう、印刷したやつですよ。・・・って書いたらかえってご本人に失礼だな。難しいな。でそこにはですね、『ヘルニアの手術からようやく復帰。これから徐々に頑張ります』みたいなことが書いてあって、「あ、そうだった」と思うと同時に恐怖心もふつふつ。怖い病気なんだ、ヘルニア。三宅さんは腰ですけど、人気絶頂の女芸人・キンタロー。も首のヘルニアがきっかけで社交ダンスを断念し、今の道に入ったとか。僕もけっこう頭大きいからなあ■眠れぬ夜、苦痛を少しでも忘れさせてくれる今お気に入りの番組が、NHKのドラマ『いつか陽の当たる場所で』。浅野温子さん、飯島直子さんというかつてのトレンディドラマの大スターが結構な老け役を演じているという、時の流れをしみじみ感じさせてくれる作品です。東京・谷中の下町人情に包まれながら懸命に生きる主役の上戸彩ちゃん、過去の過ちに負けず、どうか幸せになってほしい!...■さて、不器用に、健気に生きる女性の役を演じるといつもたまらない上戸彩ちゃんなわけですが、彼女の姿をテレビで見ると、僕がつい思い出してしまうのが、何故かケラリーノ・サンドロヴィッチさんなのです■2006年、ちょっと異色のテレビドラマが放送されました。上戸彩主演『下北サンデーズ』。小劇場演劇の聖地と呼ばれる東京・下北沢を舞台に、小さな劇団に飛び込んだドジッコキャラの女の子(勿論上戸彩)を中心として、演劇に情熱を燃やす若者たちの奮闘を描いた作品でした。この中で、KERAさんは毎回たしか1シーンだけ、"下北のカミサマ"として本人役で登場されていたのです。いやほんと、リアルに小劇場界の神様的存在なわけですが、そのKERAさんと、いとうせいこうさん、大倉孝二さんの鼎談動画が到着しました。『ゴドーは待たれながら』について、腹を割ってかなりの長時間お話になっています。面白いです。既報のとおり追加公演を行う運びとなりました。3月9日発売です。是非是非!(艦長・乱文失礼)

1
各ページに記載している内容は、掲載時点のものです。消費税率移行に伴う価格変更等についてご留意下さい。
バックナンバー
前の月 2013年02月 次の月
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28