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ABCホールの舞台裏

豪華舞台装置

音響卓から.JPG写真は、去る12/12-14に行われた満劇公演「踊る職員室」の本番前の稽古風景。客席後方に置かれている音響席から撮影したものです(撮影は同劇団の女優・楠葉プリンさん)■メカニカルなミキサーと、リアルに再現された古ぼけた職員室の対比が面白いですね■満劇さんは今回、劇団記録を大きく塗り替え、観客動員1000人を突破。アマチュア劇団としては大したものです■昨夜艦長は、この芝居をご覧いただいた関西小劇場界の有名女優M・Aさんとお話したのですが、なんかこの作品、いろんな意味で衝撃的だったみたいです。既成概念を崩されるというか・・・■詳しく説明したいのですが、かなり酔っちゃって細部は忘れてしまいました。すみません、、、(艦長)

雑食動物?

■今週、月・火・水・木と珍しくABCホールは何の催しも、催しの仕込み(下準備)もありません。ま、下見とか打ち合わせはちょこちょこありますけど■なのにね、19日(金)から30日(火)までフル稼働ですわ■19日はフィルムコンサート、20日は朝日新聞の親子環境教室、21日は妹尾和夫さんのCDキャンペーン、22日は日曜落語なみはや亭の公録、23日は新婚さんの公録、24日、25日はアクサルの仕込み、26日から30日まではアクサルの演劇公演「11人いる!」です■どうなん。クリスマスやん。大体26日には仕事納めやん。みんな休めへんやん■・・・いやいや我ながら何ということを言っているのでしょう。こんな多彩な催しにご利用いただいて、ありがたいことでございます。スタッフには苦労をかけますが・・・■でもねー、映画はあるわ、講演会はあるわ、落語会はあるわ、音楽ライブはあるわ、演劇はあるわ、公録はあるわ、ちょっと雑多すぎるやろ!?・・・そう思われる方もあるかもしれません。確かにそうです。世の中のホールってもっとちゃんと性格づけが出来てるかも。芝居みるならココ。クラシックはココ。ロックはココってね。ABCホールは現状その点ではあまりにごちゃ混ぜかもしれません■でもね、放送局のホールですから!放送って(特にテレビとAMラジオは)、何でもありのメディアですからね、ニュース音楽ドラマ演芸スポーツ・・・。ホールもそれに習っていいのかな、と■でもま、艦長にも「主にこういうイベントを増やしていきたい」という希望が個人的にはあるわけですが、何せ初体験なもので、みなさんにこのホールがどの程度受け入れていただけるのか分からず春先からやってきたら、年末にはこういう状態になってたわけで・・・■来年は、みなさんのご利用希望に応えながら、ホール主体のものづくりについても、もっともっと考えていきたいと思います。うん(艦長)

小さなお客様。

本日(16日)のABCホールは「小さなお081116_1245~01.jpg客様」メインのイベントでした。

「2人はプリキュア」や「マイメロディ」などのアニメの主題歌を歌われている、うちやえゆかさんと、京都フィルハーモニー室内合奏団のコラボレーション。オーケストラのさまざまな楽器と、アニメソングや童謡の融合で、ABCホール初のお子様向けイベント。劇場にたくさんのご家族がご来場されました。

 

 

 

 

 

 

楽器がたくさん置いてあるステージや、段差の多い客席やロビーの階段・・・お子様たちにはアスレチックに見えたのでしょうか(笑)。こんなに小さなお客様が走り回るABCホールは初めてでした。

でもステージは大盛り上がり。入り口で配られる「フィルムケースのマラカス」を全員で振って参加したり、プリキュアの曲で踊ったり。(余談・・・最近はデジカメの普及でフィルムやフィルムケースなどほんとに見なくなりましたね)

081116_1510~01.jpg

 

ABCホールはいろんな方々に楽しんでいただける公演をどんどん上演していきたいと思います。

ちなみに次回は2月28日に「はじめにきよし」さんによる小さいお子様でも楽しめる音楽イベントを開催予定。

またホームページのイベント情報にアップしますのでチェックしてください! (乗組員)

サインボード登場!

まだまだ「これから」作っていく産まれたばかりのABCホール。オープンしてまもなく丸半年を迎えますが、新たな設備が投入されました。

こちらのABCホールサインボードです!

サインボード.jpg

11月のイベントからお目見えします。

駅からも近いですし、ホール入り口が面しているウッドデッキも見晴らしもよく風通しもよいのですが、社屋の壁の端にABCホールの入り口があるので、初めて来られた方がウッドデッキからホール入り口が分かりにくいのでは・・・ということで、新登場です。

これさえあればもう迷わない(?)!

朝日放送正面入り口横の大階段を上がられたら、公演のある日はこのサインボードが立っておりますのでどうぞ目印にしてご来場くださいませ。11月はお笑いと音楽が盛りだくさん(下記艦長日記参照)。ぜひとも芸術の秋、ホールで生で楽しんでください。皆様お誘いあわせの上ご来場お待ちいたしております!(乗組員)

にちようび

■三連休のまん中の日曜日、朝日放送12階の南向きの窓から見下ろした風景です。 2008101211240000.JPG秋晴れのまずまずいい天気なんですがね、ガラス越しなんでちょっと曇っててすみません。

■画面上が堂島川。ほたるまち港には小さな遊覧船が停泊していて、カメラを提げた人たちが乗り降りしています。道路をはさんでABCリバーデッキ。右端のひさしの下はABCホールの玄関です■左の芝生が植えられた小さな丘、なかなか気持ちのいい場所なんですが、今は若い男性二人が立ち話しています。男同士のデート?いえいえ、漫才の練習です■実は今日ABCホールではM‐1GP2008の予選1回戦が行われていて、今日だけで全部で100組近いコンビが挑戦しているのです。演芸場の裏の廊下や階段の踊り場などでは、よく若手がネタ合わせをしている光景が見られますが、この芝生の上はなかなかの練習場所ですね■実は昨日もこの予選が行われていたのですが、お客様の中で間違えて大淀のザ・シンフォニーホールに行かれた方が何人かいらっしゃったらしいです。

皆さん、ザ・シンフォニーホールでは決して漫才はやりません!僕も昔、漫才番組の収録をやらせてくださいとお願いして断られました■まあ、あそこは日本一とも謳われる2秒間の美しい残響が自慢なので、ボケとツッコミが反響して混ざり合い、かなり笑いにくいとは思いますが・・・■でも実はいつか録ってみたいんですよね、パイプオルガンを出囃子にした漫才・・・■(艦長)

主婦あるある

■「カップ焼きそばのお湯を捨てると流しのステンレスが必ずボコっという」、「エレベーターに乗るとなぜか誰もが階数表示のランプを見つめてしまう」...笑いのひとつのパターンにいわゆる「あるある」というのがあります。日常生活で誰もが体験するような、でもなんだかちょっとユーモラスだったり、お間抜けだったりするコト。それを描写されると、人間なぜかうれしくて笑っちゃう。よく考えてみるとなかなか深遠な現象ではあります■古くは(?)つぶやきシローさんなどが代表的な使い手。あのしょぼくれ感を少しデフォルメするとヒロシさんになります。リズムに乗せるとテツandトモ、ポエム調にするといつもここから。そしてレギュラーの「あるある探検隊」は、あるあるが高じてちょっとシュールな世界に行ってしまいました■なぜおかしいのかが不思議、といえば、物真似もそうです。基本的にそこに何も「ギャグ」はないのに、山本高広さんが「キター!!」と叫ぶだけで何故笑ってしまうのか?・・・あなたは説明できますか?■そう考えると、物真似と「あるある」は実は兄弟のようなものじゃないかという気がしてきます。「物真似」は「声のまね」、「あるある」は「状況のまね」といえるんじゃないか。逆に、物真似は「声のあるある」なのでは?と■・・・しかしそもそも、いったい人間はなぜ、似てると笑うのか?・・・僕はこのことを考えると夜眠れなくなってしまうのです!深いなぁ・・・

■例によって前置きが長くなってしまいましたが、hatachi赤坂サカス 175x.jpg来る11月9日(日)、ABCホールでその全貌を明らかにされる秦万里子さんは、「あるあるミュージシャン」です。実は艦長も過日、ロクベエに連れられて、ドーンセンターで開催された秦さんの小さなコンサートを鑑賞したのですが、実に面白かったです■高度な音楽テクニックに裏打ちされた自作の歌のピアノ弾き語り。その歌詞の内容が「主婦あるある」なんです■実際に秦さんは双子のお嬢さんの母親で、主婦業をこなしながら、日常生活の身の回り「半径5メートル」でネタを集め、時には爆笑、時にはホロリとさせる歌を作る■しかも即興のワザもすごいんです。そのコンサートでびっくりしちゃったのはですね、お客さんの一人にインタビューをして、人となりをいろいろ聞き出した後、その内容を織り込んだその人の歌を作り、その場で歌ってしまうんです!もうこれは素晴らしい芸だと思いました■11月9日(日)15時開演、日本では唯一無二の存在といえる強烈で美しくて温かくて楽しい秦万里子の世界に是非触れてみてください。残席わずかみたいです!詳細はコチラ■(艦長)

グワシ

■ABC名画試写会が、ホールでときどき開催されています。話題作の上映だけでなく、監督さんや俳優さんの舞台挨拶がおこなわれる場合があります■ 梅図先生.JPG先日から、「グーグーだって猫である」の時には小泉今日子さん、上野樹里さん、犬童監督が、「次郎長三国志」の時にはマキノ(津川)雅彦監督がいらっしゃいました。事前に予告されず、サプライズというケースもあるみたいです。ちっちゃなホールですから間近に見られてこれはすごいお得ですよー■写真は、一昨日「おろち」の試写会にお見えになった原作者のご存知!楳図かずお先生。72歳とはとても思えないテンションで「グワシ」やっていただきましたー■試写会スケジュールも要チェックでございます■(艦長)

ライブハウス仕様のABCHALL☆

最近はいろいろと映画の試写会なども多く、ワイドショーやスポーツ新聞、情報誌などでABCホールの試写会舞台挨拶の模様などを目にすることが多いですが、本当にこの「ホール」というのは「おもちゃ箱」のようでさまざま変化します。

この連休は「ライブハウス」仕様です。

LiveHouse.jpg

 

13日、14日は韓流俳優の「ホ・ジュノ」さんのライブ&トーク。マスコミに一時期ほど「韓流スター」が取り上げられていないからか、ブームは終わったのかなぁと思っていましたが(失礼!)ブームではなく「根付いて」いたんですね。

三代澤アナウンサーがトークコーナーの司会で登場されて、いろいろ「生」のお話を聞けたようで、たくさんのお客様が瞳をキラキラさせていらっしゃいました。

ちょっと楽屋風景ですが本日の「ケータリング」いわゆるお弁当が「カレー」だったのですが、カレーと一緒に「福神漬け」「ラッキョウ」・・・そして「キムチ」!!でもこれが「合う」んですって。酸味とシャキシャキ感と辛味・・・確かに合うかも。ご興味のある方はお試しください。

スパイス.jpg

 

「ホ・ジュノ」さんは本日まで。明日もライブですが、4バンドと「大西ユカリ」さんの登場。またぐっと変わったABCホールの「顔」がお見せできそうです。「ここに行ったら何かおもろいもんやってる」そんな劇場になればいいなぁと、おもちゃ箱を見ながら思います。ですよね、艦長?

 

 

 

 

閉店ガラガラッ!

■今日はABCテレビ金曜深夜に月イチで放送している「ますだおかだ角パア!」の収録です■楽屋周りにあまりにたくさん若手芸人さんがいるので写真を撮ろうとしたら、ちょうどリハーサルが始まるというので、ぞろぞろ去っていくところでした。 2008091216500000.jpgすごい人数だったのに残念...!なんと今日は総勢80人くらい若手が集合するのだとか。いやーすごい!■大阪には某超大手プロダクションがあるので目立ちませんが、松竹芸能の若手の層の厚さだって、やはりお笑いの本場・大阪ならではです■ところがですね、残念なことにこの「角パア!」、今夜の収録分が最終回なんですって。(...あ、これ未公開情報かもしれないけど、いま司会のますおかさんたちが舞台でお客さんに言いまくってるから大丈夫だよねsweat01)。考えてみれば道頓堀のB1角座が閉館した今となっては、この「角パア!」の名前も使いにくいよね...■つまり、このABCホールでの収録は最初で最後というわけで、ちょっぴり複雑。こういう番組やるにはいい場所なんですけどね...■でも、松竹芸能のイキのいい若手のライブはきっと近いうちにこのホールで開催すると思います。それまでしばらくお待ちを・・・■(艦長)

いよいよあの季節ですね

■今年も年末に「M-1グランプリ」決勝が行われ、朝日放送の系列で全国放送されます。去年は全く無名のサンドウィッチマンが敗者復活から勝ち上がり衝撃的な優勝を果たしました。さあ、今年の優勝は誰か!?...すっかり年末の風物詩となった感があるM-1も今年で8回目。21世紀最初の年に始まったのでとても数えやすいですね■実は艦長、2001年と2002年、つまり初めの2回の番組プロデューサーでした。懐かしいなあ、大変だったけど。まず会場をどこにしよう?ってところから悩んで、漫才の日本一を決めるんだから、格式高いところでやろうってことになって、会議室から両国国技館に電話したのを覚えています。「空いてません」ってその場で断られましたが...。詳しい方はご存知だと思いますが、最初はルールとかも固まってなくて決勝本番もちょっと波乱の展開だったのですよ■最近とてもうれしいのは、M-1の隆盛もさることながら、審査員の皆さんがそのことをとても誇りに思って下さっていることです。そう、決勝の審査員、大変だと思います。満天下に自分の笑いのセンスをさらすわけで、点数を出すのも、最終決戦の投票も、ものすごいプレッシャーの中での判断ですよね■僕、在京某局で放送されている大竹まことさんのラジオ番組をポッドキャストで毎日聞いているのですが(abc-radioさんすみません)、大竹さんがそのプレッシャーのことをよくお話しになります。特に昨年は最終決戦で、過半数の4人がサンドウィッチマンに入れた中、お一人だけキングコングを選ばれたんですね。今年になって、確かこの両コンビとも別々に番組ゲストで登場してるんですが、その時のやりとりがどちらの回も最高でした。とにかくお笑いに愛と眼力のある方です■他の審査員の方も、例えばご自身の著書の著者紹介覧にM-1審査員であることを記してくださったり、今は僕、スタッフでもないんだけれど、うれしい限りです。

サンパチマイク.jpg■さてそのM-1ですが、予選会が10月、ちょっとだけですがABCホールでも開催されます■写真は、漫才ライブには欠かせない通称「サンパチマイク」。ABCホールでは先日ギャロップのライブの時に初お目見えしました。さあ、このマイクの前でどんなコンビがどんな素敵な漫才を披露してくれるのでしょうか!?■(艦長)

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