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2009年7月 3日

身近な不思議(長い)

■テレビのワイドショーで怪談コーナーをやってました。もうそんな季節ですかあ。ラーメン屋さんに行くともう冷し中華も食べられますよね。合わせると「霊麺始めました」ですか。無理あるなあ・・・■艦長、冷麺は食べますがユーレイとか心霊現象とか全く信じません。自然の世界の方がよっぽど不思議なことが多いもん■例えば昆虫などの擬態です。木の肌そっくりの蛾とかは、簡単に観察できますよね。木の葉や枝に化けるならまだいいですが、中には鳥のフンのふりをするクモの仲間がいる■その名もトリノフンダマシ。可哀相な名前や。きっと知らないだろうけど、人間からこんな名前で呼ばれてることを知ったら彼らはどんな気持ちになるのだろうか?■しかし彼らを上から見ると木の葉などに落ちた鳥のフンにそっくりなのは紛れもない事実。黄褐色、黒褐色、赤褐色など、いくつかの種類があるのですが、どれもてらてらと濡れて光る感じがリアルで鳥のフン独特の白っぽいマダラ模様があったりもする。図鑑などでこの手の写真を見るたびに僕(元科学少年)はダーウィニズムが信じられなくなるのです■進化論にしたがえば、トリノフンダマシに進化する前のフツーのクモたちは、決して鳥のフンに自らを似せようとしたのではない。あるとき突然変異でほんの少し鳥のフンっぽい模様の個体が生まれたら、そいつが天敵から「わ、鳥のフンや!キタなー!」と忌避されて生き残り、子孫を増やすことが出来た。その子孫から偶然またもっと鳥のフンに似た突然変異の個体が生まれて、そいつはより一層嫌われて生き残り子供が増え・・・という繰り返しが何千万年もの間幾度となく繰り返されて、ついに鳥のフンそっくりの種が出来た。   これがダーウィンの適者生存~自然選択説ですね。ほんまかあ?■僕はこのことを考える時だけ、神様の存在を信じたくなる。誰か絵描いたやろ絶対!って。なんでよりによって鳥のフンなん!?って。まあ、あらゆる生物種の姿形や行動パターン全てが、偶然の積み重ねとは信じがたいほど美しく巧妙であるわけですが・・・。かといって創造説を信じるわけではないのですけどね。それはなんか違う気がするし■うん、まあこういうことを考えていると楽しいのです。梅雨の鬱陶しさをしばし忘れる■でね、もうひとつ僕の不思議ポイントの例を挙げると、「日食」です■といっても月と太陽が地上の我々から見て重なり合うこと自体が不思議というわけではありません。っていうかすごいと思うけど理解は出来る■あんびりばぼーなのは、普段から月と太陽が殆ど同じ大きさに見えているという偶然(?)によって、この自然のショーが一層盛り上がるってことです。つまり・・・■太陽の直径は月の直径のほぼ400倍。で、太陽と地球の間の距離が月と地球の間の距離のほぼ400倍。つまり、400倍大きいものが400倍遠くにあるので結果的に同じ大きさに見える、と。この配置、いったい誰の仕業なん?■さらに、地球が太陽の周りを回る軌道も月が地球の周りを回る軌道もいい感じにわずかに楕円になっているので、見かけの大きさは両方ともちょっとずつ変化していて、ほんの少し月が大きいと皆既日食になり、ほんの少し太陽が大きいと金環食になる、と。よう出けたあるなー!(ホールで落語会をやってはる間に書いてるのでどうしても上方の噺家さん調になります)■でですね、ご存知と思いますが、もうすぐ日食が日本で見られるんですよね。しかも皆既日食が。日本国内では奄美大島、屋久島、トカラ列島などで「皆既」になり、それ以外の地域では部分日食なんですが、とにかく日本国内で皆既日食が見られるのは1963年7月21日に北海道東部で見られて以来46年ぶり。次は26年後の2035年9月2日、北陸や北関東で見られるまでない、ということで、実に貴重な機会です(しかしなんでそんな先のことが分かるのか、それも不思議や。人間て賢いのんかアホなんか分かりまへんなー)■それでね、ここから先はマル秘情報なのですが、ここABCホールで奄美大島の皆既日食の様子が見られるらしい。「そらTV中継したら簡単やろ」・・・そうなんですが、どうやらタダの中継やない■通常のハイビジョンより4倍高精細なカメラを使って撮影した映像を、ドーム状のスクリーン(小さなプラネタリウムみたいな設備)に全天360度にわたって映し出す。つまり、うまくいけば、実際に奄美大島の大地に立って太陽が欠けていく様子を観察する、という感覚を、めちゃくちゃリアルに体験できるかもしれないのです■ホールに組み立てられるのは非常に小さなドームなので、皆既日食を奄美と同時に生体験できる人はごくごく限られた人になりそう。でもその全天生映像を録画・再生することによって、ある程度の人数(といってもわずかですが)の方に時間遅れで見てもらえることになりそうです。実は非常に未確定な部分が多くて、まだここで詳細を書けないのですが、分かり次第お知らせします■要チェック!(艦長)

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