スタッフブログ
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2009年7月

梅雨の晴れ間ですが

今日のABCホールは「Nトラ」の2回公演です。いつものABCホールの舞台とは全く違った構成で、ダンスというジャンルを超えたパフォーマンスが展開されています。ひと足早く真夏の暑さ(熱さ?)を体験したいという方、明日15時からもう1公演ありますのでぜひお越しください。あ、当日券については事前にお問い合わせのお電話をお忘れなく。

まだ梅雨も明けぬというのに早くも秋風が吹き始めているのが、ダンスではなくプロ野球の「トラ」言うまでもなくタイガースです。昨日のジャイアンツ戦にも敗けて、今日連敗すれば自力優勝もなくなるのだとか...。たしか昨年の今頃は、同じくらいの差をつけてタイガースが首位だった気がします。1年でこんなに変わるものなのでしょうか?せっかく甲子園がリニューアルしてきれいになったのに、その最初の年がこんな成績じゃ残念ですね。

「熱い」といえば東京都議会選挙(話が飛びすぎ?)。明日投開票でその結果が今後の政局に大きく影響するので、各党は国政選挙並みの力の入れようです。私の居住している兵庫県でも先週の日曜日に知事選挙がありました。私は税金を払っている分は権利として投票にいきましたが、投票率は30%台と低調でした。祭りと選挙は熱くなってやるほうがいいですね。

同じくすでにかなりヒートアップいるのが、もはや真夏の風物詩になっている サマソニ09。 10回目になる今年は、初めて金・土・日曜の3日間の開催となりました。すでにチケットをご購入のあなたも、今年の夏休みは遠くにいけないなぁとお考えのあなたもHPをのぞいてみてください。

(乗組員・F)

えぬとら&皆既日食続報

   

えぬとら.jpg■N-Trans Fishの皆さん、本日小屋入りです。

『Grand Escape!!』、上演は明日から6ステ。

   

   7/ 9(木) 19:30

   7/10(金) 15:00 19:00

   7/11(土) 14:00 18:30

   7/12(日) 15:00

 

■今回公演ではABCホールの可動式客席を取っ払い広大なダンスステージを拵えているので、客席数が普段より若干減っています。また、伊藤えん魔さん、いいむろなおきさん、生田朗子さんなど多彩な出演者をまじえた、ダンスの枠を超えた注目の公演なので、もー大人気で、残席の状況が微妙です■前売り券・予約のない方で観たいと思われた方は、まず電話でABCホールにお問い合わせください(06-6451-6573)■10時から21時くらいの間は大体出ると思いますが、少女隊、もとい小所帯なので時々留守してます。恐れ入りますがその節はおかけ直しくださいm(_ _)m

 

●さてさて、7月22日、日食の日が近づいて参りました。新聞にぽつぽつと「ABCホールなどで皆既日食が見られるゾ」というような記事が載ったりして、ときどきお問い合わせをいただくのですが・・・

●残念ながらABCホールでは「ライブ」映像を見ることは出来ない、ということが判明しました。日食自体は午前中に起こるのですが、当ホールでは午後2時から約1時間、抽選で選ばれた合計約100人の方に録画映像を見ていただくことになりました。「見ていただく」、とは書きましたが、何せ最先端技術の実験を公開で実施する、という催しなので、何らかのトラブルでご覧いただけないこともあるようです。詳しくはここをご覧ください。

≪と、いいながらお節介焼きなので概要を記します≫

■ABCホールにおける皆既日食映像上映

 7月22日(水) 14:00~15:00  抽選で約100人の方が入場可能

■この日何が行われるか改めて説明しますとね、会場は、ABCホール、大阪市立科学館、けいはんなプラザ、つくばエキスポセンターの計4か所。ここに「超臨場感プラネタリウム」というドーム状の装置を設置します■一方はるか南、奄美大島の大地には、球を半分に切ったような特殊な形状のレンズ(ここまったく想像ですが...)を持った高性能カメラが真上に向けて設置され、地平線から上の360度ほぼ全天を、ハイビジョンの何倍もきれいな画質で撮影します■その映像データを全く劣化させずに大阪に伝送し、ドームの内面に照射します■そして、人がそのドームの中に入っていくと...なんということでしょう!まるで奄美大島の原っぱの上に自分が立ったような臨場感が体験できるのです。そしてそこで、皆既日食という何十年に一度の天文ショーが始まるのです!・・・と。そういうことなんじゃないでしょうか■これは、日本の産学官が一体となって挑戦する世界初の試みなんだそうです。 すごいですね、なんだか。

■繰り返しますが、ABCホールでは、「ライブ」つまり奄美と同時進行では見られません。映像を録画し、午後2時から3時の間に、何度か繰り返し再生する、という形式になります。「どうしても生で!」という方は他会場へどうぞ。ウチは小さい会場なので、競争率も相当高そう。艦長も見れないな、どうやら...

■以下、ABCホールで体験ご希望の方に応募要領のお知らせです。

「往復はがき」にてご応募ください。
往信には「ABCホール希望」と明記し、名前、郵便番号、住所、連絡先電話番号をご記入ください。
1枚のはがきで3名まで応募できます。(全員のお名前をご記入下さい。)
返信用の表には、郵便番号、住所、名前をご記入下さい。裏面は空白でお願いします。
応募締切は、7月13日(月)必着です。
(送り先)
〒619-0289
京都府相楽郡精華町光台3-5
NICTけいはんな研究所  皆既日食 係

■お知らせ

  • 今回の募集は、小学生以上が対象です。小学生未満の方は応募できません。
  • 参加費は無料(科学館会場では、メガネと工作材料費計1,000円要)、雨天でも開催いたします。
  • 厳正な抽選の上、返信はがきにてご通知します。抽選結果は7月16日発送の予定です。応募多数の場合は、落選された方には返信が遅れる場合もあります。
  • 当選された方は、当日必ず返信はがきを参加証としてご持参ください。
  • 来場時間は返信はがきにて通知いたします。また、混雑防止などのため来場時間の指定・変更は出来ません。予めご了承ください。
  • 今回の催しは、一般公開実験ですので、何らかのトラブルによりご覧いただけない場合があります。予めご了承ください。

 

■お問い合わせ

NICT けいはんな研究所 皆既日食 担当   電話:0774-98-6300

 

とりあえず、詳細はここをクリック願います。


 

ちょっと強引?

テニスのウィンブルドン選手権が終わりました。女子は2年連続でウィリアムズ姉妹(アメリカ)同士、男子はフェデラー(スイス)とロディック(アメリカ)の決勝という組み合わせになりました。女子は見ませんでしたが、昨夜放送された男子決勝は最後まで見ました。去年のフェデラーとナダル(スペイン)の決勝も見ていたのですが、フルセットでもつれにもつれて翌日の朝5時を過ぎにやっと終わったというゲームで、見ているだけでヘトヘトになりました。月曜日は仕事に身がはいりませんでした。(すんません)今年は去年ほど時間はかかりませんでしたが、同じくフルセットの末にフェデラーがロディックを下しました。第1~第3セットまではタイブレークが続き、最終セットはタイブレークがないので30ゲームの死闘の末、やっと決着がつきました。最初は「よっしゃ!」とか「それアウトやろ!」とか喜んでみていたのですが、さすがに最終セットは「どっちが勝ってもいいから早く終わってくれ」という気持ちになりました。両者優勝にしたいですね。

今年は現役復帰したクルム伊達さんが出場するとか、昨年の覇者ナダルが欠場するなどいろいろと話題の多い大会でしたが、終わってみればセリナ・ウィリアムズとフェデラーが優勝するという大方の予想通りの結果になりました。テレビ局の中にあるホールのスタッフブログにこんなことを書くのもどうかと思いますが、最近のテレビはスポーツ中継に冷たいような気がします。確かにサッカーやラグビーのように規定の時間で終了するようなものならともかく、野球やテニスは何時間かかるか読めないし、それでもサッカーのワールドカップのように視聴率がとれるものならともかく、延長の連続で番組を飛ばしたあげく視聴率もイマイチだとほんとに悲しくなりますけどね。そういう理由で、大会自体は盛り上がっていても、それとは関係なくテレビ中継はドンドン地上波から消えて衛星放送や専門チャンネルに移っていくわけです。まあそれも仕方のないことかもしれませんが・・・(←納得するんかい!)

そんなことを考えながら昨晩も決勝戦を見ながら、どうしてテニスのスコアのカウントの仕方は0(ラブ)、15(フィフティーン)、30(サーティ)、40(フォーティ)と進んでいくのだろうとボーっとした頭で考えていました。といっても一度も真剣に調べようとしたことはないんですけどね。ここまで話を進めていくと賢明な読者の皆さんは次に何を言おうとしているかおわかりかと思います。0-15はラブ-フィフティーン、0-30はラブ-サーティ・・・そう「LOVE30」です。ABCで放送された深夜ドラマ「女と男と物語」から生まれた舞台です。渾身の3本立てで脚本、俳優・女優、演出ともピカイチです。7/11(土)、12(日)にシアター・ドラマシティで行われます。当日券も出るようですので、ぜひお越しください。

(乗組員・F)

身近な不思議(長い)

■テレビのワイドショーで怪談コーナーをやってました。もうそんな季節ですかあ。ラーメン屋さんに行くともう冷し中華も食べられますよね。合わせると「霊麺始めました」ですか。無理あるなあ・・・■艦長、冷麺は食べますがユーレイとか心霊現象とか全く信じません。自然の世界の方がよっぽど不思議なことが多いもん■例えば昆虫などの擬態です。木の肌そっくりの蛾とかは、簡単に観察できますよね。木の葉や枝に化けるならまだいいですが、中には鳥のフンのふりをするクモの仲間がいる■その名もトリノフンダマシ。可哀相な名前や。きっと知らないだろうけど、人間からこんな名前で呼ばれてることを知ったら彼らはどんな気持ちになるのだろうか?■しかし彼らを上から見ると木の葉などに落ちた鳥のフンにそっくりなのは紛れもない事実。黄褐色、黒褐色、赤褐色など、いくつかの種類があるのですが、どれもてらてらと濡れて光る感じがリアルで鳥のフン独特の白っぽいマダラ模様があったりもする。図鑑などでこの手の写真を見るたびに僕(元科学少年)はダーウィニズムが信じられなくなるのです■進化論にしたがえば、トリノフンダマシに進化する前のフツーのクモたちは、決して鳥のフンに自らを似せようとしたのではない。あるとき突然変異でほんの少し鳥のフンっぽい模様の個体が生まれたら、そいつが天敵から「わ、鳥のフンや!キタなー!」と忌避されて生き残り、子孫を増やすことが出来た。その子孫から偶然またもっと鳥のフンに似た突然変異の個体が生まれて、そいつはより一層嫌われて生き残り子供が増え・・・という繰り返しが何千万年もの間幾度となく繰り返されて、ついに鳥のフンそっくりの種が出来た。   これがダーウィンの適者生存~自然選択説ですね。ほんまかあ?■僕はこのことを考える時だけ、神様の存在を信じたくなる。誰か絵描いたやろ絶対!って。なんでよりによって鳥のフンなん!?って。まあ、あらゆる生物種の姿形や行動パターン全てが、偶然の積み重ねとは信じがたいほど美しく巧妙であるわけですが・・・。かといって創造説を信じるわけではないのですけどね。それはなんか違う気がするし■うん、まあこういうことを考えていると楽しいのです。梅雨の鬱陶しさをしばし忘れる■でね、もうひとつ僕の不思議ポイントの例を挙げると、「日食」です■といっても月と太陽が地上の我々から見て重なり合うこと自体が不思議というわけではありません。っていうかすごいと思うけど理解は出来る■あんびりばぼーなのは、普段から月と太陽が殆ど同じ大きさに見えているという偶然(?)によって、この自然のショーが一層盛り上がるってことです。つまり・・・■太陽の直径は月の直径のほぼ400倍。で、太陽と地球の間の距離が月と地球の間の距離のほぼ400倍。つまり、400倍大きいものが400倍遠くにあるので結果的に同じ大きさに見える、と。この配置、いったい誰の仕業なん?■さらに、地球が太陽の周りを回る軌道も月が地球の周りを回る軌道もいい感じにわずかに楕円になっているので、見かけの大きさは両方ともちょっとずつ変化していて、ほんの少し月が大きいと皆既日食になり、ほんの少し太陽が大きいと金環食になる、と。よう出けたあるなー!(ホールで落語会をやってはる間に書いてるのでどうしても上方の噺家さん調になります)■でですね、ご存知と思いますが、もうすぐ日食が日本で見られるんですよね。しかも皆既日食が。日本国内では奄美大島、屋久島、トカラ列島などで「皆既」になり、それ以外の地域では部分日食なんですが、とにかく日本国内で皆既日食が見られるのは1963年7月21日に北海道東部で見られて以来46年ぶり。次は26年後の2035年9月2日、北陸や北関東で見られるまでない、ということで、実に貴重な機会です(しかしなんでそんな先のことが分かるのか、それも不思議や。人間て賢いのんかアホなんか分かりまへんなー)■それでね、ここから先はマル秘情報なのですが、ここABCホールで奄美大島の皆既日食の様子が見られるらしい。「そらTV中継したら簡単やろ」・・・そうなんですが、どうやらタダの中継やない■通常のハイビジョンより4倍高精細なカメラを使って撮影した映像を、ドーム状のスクリーン(小さなプラネタリウムみたいな設備)に全天360度にわたって映し出す。つまり、うまくいけば、実際に奄美大島の大地に立って太陽が欠けていく様子を観察する、という感覚を、めちゃくちゃリアルに体験できるかもしれないのです■ホールに組み立てられるのは非常に小さなドームなので、皆既日食を奄美と同時に生体験できる人はごくごく限られた人になりそう。でもその全天生映像を録画・再生することによって、ある程度の人数(といってもわずかですが)の方に時間遅れで見てもらえることになりそうです。実は非常に未確定な部分が多くて、まだここで詳細を書けないのですが、分かり次第お知らせします■要チェック!(艦長)

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