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『大田王』初日を終えて

■『大田王2014ジゴワット』、昨夜無事初日の幕を開けました■ご来場いただいた皆さん、温かい笑いと拍手を本当にありがとうございました。出演者・スタッフ一同になり代わりお礼申し上げます。本当云うとね、出演者のみんなにも僕らスタッフにも、きっと不安はあったんですよ。「これ、面白いんだろうか?」「分かってもらえるんだろうか?」・・・つまり、大田王という、ふた昔も前の"知る人ぞ知る"演劇ユニットを敢えて"復活"という謳い文句で再結成するという今回の企画が、果たして受け入れてもらえるのか?■大体ですね、今月の1日、つまり初日から遡ることことたった16日前にメンバーが顔を合わせた時点では、この公演の中身、まだ影も形もなかったのです。「大洋さんと、ツッチーと正一君は、ちゃんとした新作、1本書いてね。無論俺も書くし」「ふぁーい」「昔やったアレやアレはどうする?」みたいな打合せをざっくりやったら、その夜は早速飲み会へ。ワールドカップ観戦に合わせて練習は夕方からしかしないし。余裕というか何というか・・・。みんな平気な顔をしているから僕も不安は露わにしませんでしたが内心はドキドキでした■そして昨夜7月17日(木)、19時きっかり。豪華な前説、オリジナルのキンソン(※)に続く、大田王の3人によるオープニング芝居で最初の笑いが起きた時に僕は、まず大きく胸をなで下ろしました(きっと出演者も)。やがて彼らの動きがキマッて、おなじみのあのテーマ曲が流れてきた時には、もう目頭が熱くなっておりました。カッコイイわーこのオッサンたち!!■それから2時間。新しく書かれたコント、年齢を忘れさせるバカな企画、懐かしのあのネタ、あのキャラクター・・・温かいお客様に支えられて、出演者全員実に楽しく演じることが出来たと思います。まだ始まったばかりで具体的な中身のことを書くわけにいかないのが残念ですが、ほんと、みんなに観てほしい。人生にこんな2時間があるって素敵だと思います■当日券は各回必ず出ます。枚数には限りがありますが、是非!(や)

※キンソン・・・主に関西の演劇界で使われる業界用語で、劇が始まる直前に流れる音楽。これが流れると次第に客席の灯りが落ち、曲の高まりに合わせて舞台袖の役者の緊張も高まる。つまり、「キンチョウソング」。今回のキンソンを含む、過去に大田王周辺で作られた4曲の「音頭」が収録されたCDをロビーで限定発売中です。プロデューサーは"音響王子"こと兒島塁。

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2014年07月21日月曜日
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