2020年4月11日(土) 放送

アンタッチャブル・柴田英嗣を依頼人ゲストに迎えた後半戦、最初のお題は重岡から。昨年、約10年ぶりに再始動したアンタッチャブルのこれまでを年表で振り返る。
お笑い養成所で出会ったザキヤマこと山崎弘也とコンビを結成し、2004年にM-1グランプリで優勝を果たした柴田。年表にはM-1優勝前後での仕事増などについては書かれているが、2010~2019年が「色々ありまして」の一言でまとめられていることに「こんなに短くまとめちゃうの!?」と不満をもらす柴田。しかし、機転を利かせた(?)桐山が「柴田さん、(この間に)何があったんですか?」と質問すると、「(話を)掘るは掘るでイヤなのよ!(笑)」と拒否する。

昨年11月の電撃的なアンタッチャブル復活劇についての話に。2人が芸人になりたての頃から世話になっているくりぃむしちゅー・有田哲平に、ザキヤマが「そろそろかなと思っている」と相談したところ、有田が自分の番組での復活を提案し、おぜん立てしてくれたそうで、柴田どころか番組スタッフさえほぼ知らないトップシークレットで準備は進行。もちろんこの日復活漫才をするとは思っていない柴田がきっちりネタをできない可能性も考え、いつもは練習をあまりしないザキヤマがひそかに練習をしてきたのだそう。「(その時は)どんな感情だったんですか?」(中間)と質問をぶつけて柴田本人の口から語られる裏話を、「いい話~!」と感動する濵田をはじめ、メンバー全員身を乗り出して聞いていた。

その流れで、次の小瀧からのお題は「M-1グランプリ2004チャンピオンの柴田が選ぶ!心地いいボケ王!」。柴田ひとりをツッコミに、漫才マイクの前に立つ柴田の横にメンバーが順番に進んでザキヤマのボケを演じ、柴田が一番心地よいと思ったボケが優勝となる。
小瀧のルール説明を受け、「一緒に漫才できるってこと!?」(中間)と喜ぶWEST。「すげー貴重な体験やな!」(濵田)と大興奮でスタンバイを待つが、次第に緊張感は高まってくる。「自分の舞台だと緊張せえへんのに…。でも、(柴田さんに)気持ちいいと思ってもらえたらええんやもんな!」(桐山)と腹をくくり、いよいよ漫才をスタートする。

再現するのは、アンタッチャブルのM-1優勝ネタである「娘さんをください」。トップバッターでちょっとニヤニヤする重岡、腕使いが“漫才師感”の神山、ザキヤマ再現度高めの桐山、お腹から力の入った声を出す中間、「はいっ!」から入る濵田、ちょこちょこ動く小瀧、動きの大きなパートを担った藤井。その見事な出来に、ネタ終わりでメンバーはもちろん、収録現場全体から大きな拍手が起こった。果たして柴田が選ぶ「心地いいボケ王」の栄冠は、誰に輝いたのか。

すべてのお題に答えた柴田と一緒に、今回MCの濵田いわく「エージェント史上最もささやか」である柴田の願い「令和2年製の硬貨を全種類見たい!」を叶えたVTRを見ることに。濵田の硬貨探しは、「濵ちゃん、前もこんなんしてなかった?」(小瀧)と声が上がる忍耐強く時間をかけた力作。VTRを見終えた柴田も「ありがとうございます」と濵田を拍手で称える。

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